『女性自身』の往年の人気企画のひとつがこちらの「馬鹿っ母」シリーズ。昭和から令和の今になっても、世の中いつだって子どもへの過剰な愛、夫へのしつこい束縛、ママ友へのいじわるは健在。ただ、時代なりにSNS絡みのトラブルが多いよう。帰ってきた馬鹿っ母、お楽しみをーー!
【下着は災いのもと…】
ママ友Yは初不倫で浮かれ、スポーティな下着だったのを一気に赤や紫のレースの下着にチェンジ。それで夫に疑いをかけられ、携帯の奪い合いになる始末。何とかバレずに済んだので、懲りずにまた別の人と不倫。すると、その浮気相手が性病と発覚。
原因は彼女しか考えられないと言われ、自分も調べたら陽性。まだ夫とも夫婦生活はあったので、いちかばちか夫を責める形で検査させたら、夫も黒。そうしたら、夫から外でもらったと白状されたそうで。性病になるわ、夫も浮気していたわ、浮気相手とは別れることになるわ、踏んだり蹴ったり。自業自得だけど。(43歳・福岡県・主婦)
【粗大ごみを引き取る羽目に…】
私のママ友で、会社の人とダブル不倫をしていた人がいて。相手の奥さんにばれ、すぐさま探偵をつけられ証拠をあげられ、奥さんからある日呼び出されて、三者面談。いくら慰謝料を請求されるのかとびくびく会いに行ったら、奥さんは、夫のありとあらゆる悪いところ、生活上許せないことを延々と挙げ、引き取ってくれてありがとう、感謝します。熨斗つけて差し上げたいくらいです。お金だけもらうので、早々にこのごみを引き取ってください。と言ってのけたそうです。
それには彼女も唖然。当然自分の夫にも連絡が入り、修羅場になって、離婚。離婚、再婚とか全く視野にない、単純な遊びだったのに……。慰謝料より高いつけを払わされました。それにしても、相手の奥さん、あっぱれ!(50歳・千葉県・主婦)
【加工もほどほどに】
息子の一重を気にするママ友は、ビューティアプリで息子の目をいじってSNSに投稿。どう考えても不自然な大きさとバランスの悪さにまわりのみんなは苦笑い。会ったらバレるのに。(36歳・愛知県・美容師)
【SNSで痛恨のミス】
若い男と不倫してたママ友。夫や娘にLINEを万が一見られてもばれないように、登録名を「美代子」と、女性名にしていたそう。そうしたらそれがあだとなり、同じ名前の実在のママ友「美代子」に間違ってにゃんにゃんメールを送ってしまい、しかもそのママ友がものすごく噂好きな人で。
すぐに送信取り消しをしたものの、もうすでにスクショされ、あっという間にママたちの間に広められていました。そのうえ娘の耳にも入り、今は口もきいてもらえない。SNSの落とし穴(苦笑)。(45歳・東京都・主婦)
ああ、馬鹿っ母! 子どもに、夫に、迷惑を振りまくのはいつの時代も一緒!