先週、米五大湖の1つヒューロン湖のサギノー湾で、男性の溺死体が発見されたと地元テレビ局WJRT-TVが報じた。亡くなったのは57歳のグレゴリー・ジャーヴィスさん。その財布の中には、4万5,000ドルが当選している宝くじが入っていたという。
ケースビル警察のカイル・ロムゼック署長は、「ボートを繋いでいるときに滑って転び、頭を打って水に落ちてしまったと見ています。事件性はないでしょう」とWJRT-TVの取材に語っている。
ジャーヴィスさんは、先月13日にケースビル市内のクラブで行われたゲームでジャックポットに当選。しかし、換金に必要な社会保障番号カードを持っていなかったため、カードの発行を申請中だった。
NEWS10によると、彼はその後毎日にようにクラブに顔を出しては、居合わせた客に飲み物をおごり、「当選金を受け取ったらノースカロライナ州にいる父と妹に会いに行くんだ」と話していたという。
持ち主を失った当たりくじは、現在ジャーヴィスさんの親戚の手元にあるそうだ。