「今年は、海老蔵さんにとって大変な1年となりました。新型コロナウイルスの影響で5月の親子同時襲名披露興行が延期となり、11月の福岡・博多座から1年かけて行われる予定だった地方公演の日程も練り直しに。その損失は30億円ともいわれていました。
自身の團十郎襲名延期はもちろんショックだったでしょう。しかしそれ以上に、長男・勸玄(7)の新之助襲名ができなかったことに心を痛めていたそうです。そのため、最近は子どもたちのケアにも苦心していると聞きました」(梨園関係者)
コロナ禍で、各方面への対応に追われる市川海老蔵(42)。
11月3日には大阪で行われた「日本の劇場文化復活祈願祭」に長男・勸玄くんや長女・市川ぼたん(9)と出席。11月16日にはハイドロ銀チタンマスクの新CMで親子3人初共演を果たすなど、家族そろっての露出が相次いでいる。
「劇場文化復活祈願祭は、『未来の世代、子供たちを元気にしたい』という海老蔵さんの思いから成立したもの。その親子愛に、スタッフたちも感動していました。
娘のぼたんさんはかなり緊張していて、会見前まで無口になっていました。いっぽうで勸玄くんは久々の公の場にもかかわらず、よく喋っていましたね。終始やんちゃな感じで、大阪に来たことがよほど楽しかったのでしょう」(前出・梨園関係者)
ステイホーム期間が長かったこともあり、勸玄くんも力を持て余しているという。芸能関係者はこう語る。
「コロナでなかなか外出できず、ストレスもたまっているのでしょう。子供たちが騒いだり壁を叩いたりして、海老蔵さんも困っているみたいです。
また今年は勸玄くんがクワガタやカブトムシにハマり、家の中がクワガタとカブトムシだらけになってしまったとこぼしていました。でも、子どもは飽きっぽいですからね。最終的には、海老蔵さんが面倒をみることになったそうです(笑)」
梨園でのドタバタだけでなく、パパとしての奔走も続く海老蔵。来年こそは、家族で晴れ舞台に立つことができるのだろうか。