(写真:松葉杖をついてタクシーを降りる佳代さん)
小室圭さん、ニューヨークで就職へ――。衝撃的なニュースが舞い込んだのは、7月30日のことだった。
小室さんは7月27日と28日に、ニューヨーク州の司法試験を受験。NHKの報道によれば、小室さんはニューヨーク州の法律事務所に就職の見通しが立ったという。さらに、小室さんは今後の生活の基盤をアメリカに置きたいと考えているというのだ。
「小室さんは、眞子さまを呼び寄せてニューヨークで新婚生活を送るつもりなのでしょう。日本では2人の結婚に反発する声が根強く、ニューヨークのほうがのびのびと暮らせるのは間違いありません。
ただ、眞子さまが海外に行かれるとなれば、今後、皇室との関わりも希薄になります。悠仁さまのサポート役を期待されていた秋篠宮ご夫妻は難色を示されているようです。また、新天地での生活をスタートするためには、金銭トラブルを解決することが必要です。さもなくば後々までことあるごとにトラブルが取り沙汰されることになりかねません」(皇室担当記者)
金銭トラブルの当事者である、母・佳代さんはいま、何を思っているのだろうか。本誌は小室さんが司法試験を終えた直後の7月29日、佳代さんのもとを訪ねた。
1台の迎車タクシーが自宅マンション前にとまると、マンションから出てきた佳代さんは、左手で松葉杖をついていた。同居している実父(小室さんの祖父)と一緒にタクシーで駅に向かい、電車に乗り込んだ。
実は佳代さんは、4月に足の手術を受けていたのだ。『週刊文春WOMAN』の取材に、次のように語っている。
《四月の上旬に手術を受けて入院していまして。詳しくは言えないんですが、つい先週抜糸をしたばかりで、まだちょっと体調が良くないんです……。本当は二週間の予定でしたが傷のアガリが悪く、一ヵ月近く入院することになって》
ただ、手術からすでに4カ月近くが経過している。『女性セブン』が5月上旬に撮影した写真では、佳代さんはすでに松葉杖は使用していなかった。足の痛みが再発してしまったのだろうか。完治してからしばらくのあいだも、負担をかけないように松葉杖を勧める医師もいる。
■記者の問いかけには「ご自愛くださいね」
だが、前出の皇室担当記者は別の理由があるのではないかと指摘する。
「元婚約者・X氏は金銭トラブル解決に向けて、佳代さんとの対面を要求しています。
一方で、佳代さんは難色を示しています。4月には『長期入院中』を理由に対面を先延ばしにしたにもかかわらず、退院後もいまだにX氏と会うという話は出てきていないといいます。松葉杖をついていたのも、体調不良を理由に今後もX氏との対面を拒絶し続けるためではないかと考えてしまいます」
X氏の知人も、困惑した様子で話す。
「Xさんの代理人は、5月下旬に小室さんの代理人弁護士の事務所に行ったそうです。Xさんの要望はとにかく佳代さんに会って話すことだと、念を押すようにしっかり伝えたのですが、Xさんのもとにはそれ以来、小室さん側から何の連絡もないそうです。佳代さんから直接説明をしてもらわない限り、この問題は解決しないでしょう。Xさんが解決金を受け取るかどうかも、佳代さんの意向が見えない現時点では、まったくわかりません」
本誌は佳代さんに話を聞くため、自宅マンション前で待つと、タクシーで2人は帰宅。佳代さんは高級スーパー・成城石井のエコバッグに、レタスなどの野菜を詰め込んでいる。司法試験の終了を祝うために食料の買い出しをしてきたのか、佳代さんの実父も大きなビニール袋を提げていた。
記者が「圭さんから司法試験について報告は?」「圭さんの帰国の予定は?」などと質問を投げかけても、「こんな暑い日に取材とは、本当にご苦労さまです」と答えるばかり。「毎日暑いので、どうぞご自愛くださいね」と言い残し、マンションへと入っていった。
どこか上機嫌な様子だったのは、佳代さんもアメリカ生活を楽しみにしているからなのか――。