4月6日、女優の剛力彩芽さん(28)がインスタグラムのストーリーズに「言ったことと違うこと。やってることと違うことが書かれるって寂しいなぁ。私の伝え方不足かしら(原文ママ)」と半泣き顔の絵文字と共に投稿。ファンから心配の声が集まっています。
剛力さんは今年1月、実業家の前澤友作さん(45)と二度目の破局を迎えたと明らかになりました。
理由は「前澤氏の夢見る月周回計画への同行が難しい」とか「2人の温度差が生まれた」とか、いろいろと言われています。ただ明らかとなっているのは、剛力さんがインタビューで「女優として経験を積み、しっかり仕事をしていくため」として、自ら別れを切り出したと公表しているのみです。
今後は言葉の通り仕事に邁進するようですが、剛力さんはかねてより恋愛にのめり込むタイプであるとも報じられています。
こういった恋愛気質が強い女性は良いときだと恋愛のエネルギーを仕事などにも転換できるのに対し、落ち込むと他の場面にも影響を生み出すと言われています。
彼女の活躍は今後も注目していくとして、そもそも恋愛が過剰なくらい他のことにも影響してしまう人はどうコントロールしていけばよいのでしょうか。
■別れをどう捉えるかで、その後は決まる
恋愛が良いときは仕事も調子が良く、恋愛で悩むと仕事の調子も悪くなる。そういった広く影響が出やすい人というのは、“そもそも恋愛で感じる幸福感が自己肯定感などといった自分の自信と直結している”という傾向があります。
恋愛で幸せなときは不思議と万能感が湧き、悩むようなとき「はもう死ぬかもしれない」といった具合に落ち込む。これほどまでに極端なアップダウンをするということは、「好き嫌い」という感情に自分の価値を乗せすぎているから起きることです。
そこで、「別れ」というイベントをどう捉えるか。基本的に未練を残して別れた場合、恋愛体質の人は振ったor振られたに関係なく“傷ついた感情”を引きずってしまいがちです。こうなると時間の経過に比例してタラレバを考え、落ち込み、そしてネガティブな思考からネガティブな行動を引っ張ってくるようになります。
いっぽうで別れたというできごとに未練を残さずポジティブに捉えられれば、すぐに次の恋愛へのエネルギーに転換できます。また自分磨きや仕事といった、別のことにエネルギーを注ぐこともできるでしょう。
剛力さんの場合は前澤さんとの交際発覚後、パッと見て分かるほど大人の美しい女性へと変身していました。やはり、好きというエネルギーが外に出やすいタイプなのでしょう。
このようにエネルギーをどちらに振るにしても、前段として破局をどう自分の中で受け止めるかが重要なのです。
■反骨精神で頑張ると、ちょっと危険な場合も…
剛力さんの場合は今回の破局後にインタビューで答えたりしている点からも、かなりポジティブな捉え方をしているのかなといった印象が個人的にはあります。
また2020年9月に独立したこともあり、「今後は仕事を頑張る!」といった決意をかなり強く持っているのかもしれません。
こういった強い決意も次へのエネルギーに代わりやすいのが恋愛体質の良い側面ですが、1つ注意したい点もあります。それは「何クソ根性」や「反骨精神」といった悔しさをバネに次の行動へ移ろうとする場合、長期的にみると恋愛体質の方には特に負荷がかかりすぎてしまうケースもあるということです。
彼女の場合、どうかはわかりません。ただ別れる約半年前の独立で今から女優としてある種の再出発を切るわけですから、かなりプレッシャーもあるでしょう。そのプレッシャーや吹っ切れたという言葉が、過剰な負担にならないかちょっと心配です。
年齢で区切りすぎるのも良くないのですが、女性の20代までの恋愛はその後の男性観や恋愛観を大きく左右すると思っています。
また20代での不倫や大失恋、赤っ恥などは笑って済ませられる部分があります。しかし30代ともなると将来をしっかり考える人ほど、1年1年の重みが変わってくるので大失敗は避けたいところ。
剛力さんは今年29歳。年上との大恋愛を経験するには、ちょうどよかったのかもしれません。その経験を女優として今後どう生かしていくのか、見守っていきたいところです。
(文:おおしまりえ)