「久しぶりに連続ドラマに出演させていただきます。この状況下の中で、作品を作らせていただけることが何よりもうれしく、チームが一つとなって見てくださる皆さまに思いを届けられたら」
こう意気込んだのは、女優の剛力彩芽(28)だ。2月16日、剛力が三浦貴大(35)とともにドラマ「彼女のウラ世界」に出演すると発表された。各メディアによると同ドラマは男女それぞれの目線で2つの物語が描かれており、三浦の男性視点が「フジテレビTWO」で、そして剛力の女性目線が「ひかりTV」を通して放送されるという。
しかし剛力といえば実業家・前澤友作氏(45)との破局や復縁など、役者業以外での“お騒がせ”の印象が世間では強くなっている様子。今回のドラマ出演についても、ネットでは《前澤氏とくっついたり離れたりしている》《私生活で手垢が付きすぎた》と厳しい声も聞こえてくる。
恋の行方も気になるが、やはり“女優・剛力彩芽”の今後も気になるところ。というのも現在、彼女は“役者業10年目”なのだ。昨年9月に登壇したイベントで、こう語っている。
「芸歴は18年になりますが、18歳の時にお芝居を本格的にやって行こうと決意したので10年目。役者としても成長したい」
そんな彼女は“10年目”のタイミングで、18年在籍していた大手芸能プロダクションを退社。今後は個人事務所「ショートカット」を活動の拠点にすると発表している。しかし、順風満帆な船出とは言いづらいようだ。
「剛力さんはCMやドラマ、バラエティに一時は引っ張りでしたが、いまやレギュラーは『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)のみ。この番組も終了するのではという噂が後を絶ちません。
『彼女のウラ世界』は、剛力さんにとって独立後初となるドラマ出演です。しかし地上波では放送されませんし、『以前ほど注目されるのは難しいのでは』と囁かれています」(テレビ局関係者)
■「興味のあることはどんどん挑戦していきたい」
独立のタイミングで昨年9月に開設したTwitterアカウントも、フォロワー数はいまだ9,560人程度。苦境に立つ剛力だが、しかし当の本人はあくまで前向きだという。
「もともと剛力さんは役者業を始めたときから作品に出ずっぱりでした。そのため、下積みといえるものがありませんでした。しかし18年の舞台『No.9-不滅の旋律-』で手応えを感じたようで、独立以降は舞台での経験値を積んでいきたいそうです」(舞台関係者)
それだけでない。昨年10月、彼女がディレクションを手掛けるファッションブランド「STYLEVOICE for Ayame Goriki」もスタート。新天地で充実した毎日を送っているようだ。
「彼女は女優として活動していくなかで“作品を創る”ということだけでなく、あらゆる意味での“もの作り“に興味を持つようになりました。そして独立したことで、さらに『興味のあることはどんどん挑戦していきたい』という思いが強まってきているみたいです。彼女にとって、いまは“10年目の下積み”の時期。しかしそれをむしろ、成長の機会ととらえているようです」(剛力の知人)
Instagramのプロフィール欄に「幸せの3原則」は《自分を信じる事・周りを愛すること・明日を夢見ること》とつづっている剛力。明日を夢見る彼女は、これからどんな活躍を見せてくれるのだろうか。