(写真:「私の脚、キレイ?」の出しゃばりスタイルな安倍昭恵さん)
天皇陛下の即位礼正殿の儀にTPOに合わない装いで参列し、世間のヒンシュクを買った安倍昭恵さんをはじめ、見ている人の気持ちを逆なでする“好感度の低いファッション実例”をお届け。登場するのは女性政治家が多いものの、思想信条は一切関係なし。ただ服装のみで評価します!
「その人の印象を決めるファッションは、その人自身を表すと言っても過言ではありません」
そう語るのは、数々のファッション誌でスタイリストを務めるスタイリストAさん。ニュースの主役たちの、好感度の低いコーディネートについてこう解説する。
「たかがファッション、されどファッション。みなさん、何を着たらどう見えるか、もっと注意を払うべきだと思います。見る者の気持ちを逆なでする方たちの装いは、“自分が着たいもの”“自分が可愛く見えるもの”と自分本位なスタイリングばかり。自分勝手な生き方がファッションに反映されている気がします。もちろんファッションは自由なものですが、せめて公の場に出るときくらいは、もう少しファッションの力を利用すればいいのに、と残念です」
■安倍昭恵さん(58)☆逆なでファッション大賞!
他の追随を許さない“逆なで女王”こと安倍昭恵さん。なかでも即位礼正殿の儀に出席したときのスタイリングは物議をかもした。
「旬のベルスリーブはデザイン的には素敵だと思います。ですが、この式典は各国の要人が集まる静粛な場。着席をすることもわかっているなかで、わざわざ膝が見える丈のワンピースを選んだのは、自慢の脚を見せたいという抑えきれない自我を優先させた失敗です」(スタイリストAさん・以下同)
その後、着物に着替えた昭恵さん。
「着物に着替えていらっしゃったことを考えると、このワンピースをどうしても着たかったんでしょうね。何も考えていないのか、どうしても脚を見せたかったのか、周囲の助言がなかったのか、助言を聞かなかったのか、考えれば考えるほど自分本位です。ワンピースのデザイナーさんにも同情してしまいます」
■河井案里被告(47)
「黒いスーツばかりのなかでのピンクジャケットは『誰よりも目立ちたい。美しい私を見て!』という心理が浮き彫りに。人と違うことをすればおしゃれ、ではありません」
■三原じゅん子厚労副大臣(56)
「モノトーンでまとめて、花柄でほどよく華を添えて。よく考えられたコーディネート。それを、ヤンキー臭さ全開の黒マスクですべて台なしに。国会議員としてはマイナスイメージ」
■メーガン妃(39)
「毎回、隙のないおしゃれを披露してくれるメーガン妃。『私は誰よりもおしゃれ』という自分のプライドを誇示するあまり、公務で膝上丈を着用し、下着が見えそうになっては、妃としては、マイナスポイントです」
■今井絵理子議員(37)
政治家としての自覚に疑問符が付く今井議員。
「品を足そうとしたのか大粒パールのコスチュームジュエリーをしていますが、盛りすぎていて逆に意識の低さを露呈。タキシード風のハンサムなスーツともチグハグです」
■小室佳代さん(54)☆ガラ悪すぎで賞!
「セレブのようなサングラス、トレンドのレギンスと一見流行を押さえているようで、サングラスは形が古臭く、レギンスは中途半端な7分丈。見られている意識はあるけれど、それを着ると自分がどう見えるかまでは考えられていらっしゃらないようです」
また、別の日には……。
「ベーシックなワンピースなのに何か変。それはシンプルに、似合っていないから。なんというか……“存在感のある”風貌には、リボンや膝丈ワンピはミスマッチです」
“女性に嫌われる女性”の共通点は、その自分勝手なファッション。彼女たちを反面教師として、好感度の高い着こなしを心がけよう。
「女性自身」2020年10月27日号 掲載