(写真:陽気な足取りで恋人のマンションへ向かう前田)
「女性自身」8月17・24日合併号で報じた前田敦子(30)の熱愛報道。4月に勝地涼(34)との離婚を発表したばかりだが、すでにファッションデザイナーの森川正規氏(37)と半同棲状態にあると伝えた。
記事では、前田が森川氏のマンションを複数回にわたって出入りする姿も掲載している。前田の所属事務所は「事実無根です。コメントは控えさせていただきます」と回答したが、マンションへの出入りについての説明はいっさいなかった。
また前田には2歳になる長男がいるが、マンション住人からは「前田さんが、小さい男の子を連れていらっしゃる姿も見たことがありますよ」との証言もあった。
前田の新たな熱愛は吉と出るのか、凶と出るのか。恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんに話を聞いた――。
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先日、女性自身でスクープされた前田敦子さんの熱愛&半同棲。前田さんといえば、3カ月前に勝地涼さん(34)との離婚が成立したばかりでした。
最近ではシングルマザーとして仕事を選ばず奮起する姿も報じられていただけに、「次なる熱愛スクープがまさかこんなすぐに出てくるとは……」と多くの人が思ったことでしょう。
しかし見方を変えれば、あっちゃんらしさが出ているともいえるこのスクープ。その影響について考えました。
■「我が道系」は空席? ママタレニーズが下がらない理由
あっちゃんといえば、ちょっと不安定で感情的。そしてなにより、恋愛体質といった側面がクローズアップされてきました。勝地さんともマンション前で口論になっている姿がスクープされるなど、“あっちゃんらしい姿”は度々報じられていました。
そこから今回の熱愛です。我が道を行く系のメンタルはまだまだ健在ということで、ちょっとだけ“らしさに”ホッとしたりもします。
これで「あっちゃんのニーズは下がった」という人もいるかもしれませんが、筆者はそうは思いません。というのも実は、“我が道を行く系ママタレ”はいま空席なのです。
以前だと木下優樹菜さん(33)、もう少し前なら辻希美さん(34)が座っていた場所です。しかし現在は、彼女たちもそれぞれ立ち位置を変えています。
つまりあっちゃんが今後も「何やってもあの人だから」と周りから思われる(呆れられる)ような突っ走り方は、女優という本業をしっかりこなしていればそれなりに需要がありそうなのです。
むしろ見方を変えれば、今のあっちゃんって何をやらかしても「やっぱりね」と思われそうというメリットがあります。つまり、好感度が急降下しにくいということです。
もちろん我が道系ママの先輩であるユッキーナのような店舗トラブルや提訴問題、または不倫疑惑といったものはいけません。
しかし今回のような“離婚直後に新恋人と半同棲”くらいじゃ、あっちゃんの存在感はびくともしないのです。
■あっちゃんのスクープで際立つ大島優子の堅実さ
あっちゃんの離婚からスピード熱愛というニュースを読み、筆者は1つ感じることがありました。それは人気を二分したもう一人のエース・大島優子さん(32)との差が出てきたな、ということです。
皮肉なことに、大島さんはあっちゃんのスクープの数日前に結婚を公表したばかり。それも事前スクープなしの、“お手本”のような発表でした。
近年は女優としての評価も上がっている大島さんとは、好感度も大きな差がついてしまったわけです。
我が道を行くあっちゃんは我が道系ママタレを主戦場にするのか、それともやっぱり女優としてもっともっと邁進を目指すのか。
そしてあっちゃんといえばよく不安定といったイメージを持たれますが、今回の熱愛スクープを見て「1番メンタルが揺さぶられるのは、ずっと『前田敦子を大好き』と公言するファンなのでは」と思ったのでした。
(文:おおしまりえ)