「眞子さまの渡米を前に、総領事館のスタッフたちも、かなりピリピリしているようです」
そう語るのはニューヨークで長年生活している日本人ジャーナリスト。
眞子さまは結婚一時金を辞退されており、秋篠宮ご夫妻も遠く離れるご長女の今後について懸念されているという。
「秋篠宮家が受け取っている皇族費は税金ですから、それで眞子内親王を援助することも許されません。宮内庁の職員が生活のご様子を確かめに行くということもできませんし、ご両親としては不安が募るのも無理はありません」(秋篠宮家に近い関係者)
だが、そんな秋篠宮ご夫妻のご懸念は杞憂に終わるのでは、と語るのは前出のジャーナリスト。
「在ニューヨーク日本国総領事館のスタッフがすでに動きだしているようです。新居や勤務先での警備の検討から、買い物はどこですれば安全なのかといったことまで、綿密なリサーチをしています。
結婚して一般人となられるとはいえ、皇族は日本の象徴的存在です。総領事館としても眞子さまの新婚生活を放置するわけにはいかないのでしょう。“自由な生活”を夢見ていらっしゃるという眞子さまにとって、嬉しいことなのかどうかはわかりかねますが……」
実は眞子さま・小室圭さんの“強い味方”は、総領事館ばかりではないのだという。現地・邦字新聞の記者によれば、
「小室さんはNYの日系人会にかなり食い込んでいるのです。帰国の際に小室さんはA社という旅行会社に飛行機とホテルの手配を依頼しています。
A社はアメリカと日本に数十ずつの店舗を持つ会社で、小室さんはその女性会長に直接、手配をお願いしたのです。予算が少なかったわりに要求も多くて、旅行会社も苦労したと聞いています」
■日系人会の会長を務めていた弁護士も
小室さんの帰国や日本滞在に関しては警視庁や内閣情報調査室が情報を集めている。それらを把握している警察庁の関係者も「確かに小室さんの航空券を手配したのはA社でした」と、証言する。
A社の女性会長はNY日系人会の有力者だというが、小室さんの“後援者”は彼女だけではない。
「NY日系人会の会長を何度も務めたことがある弁護士のゲーリー森脇氏です。中堅法律事務所の幹部弁護士で、小室さんは昨年夏に森脇氏の事務所でインターンをしています。
日米交流に長年の貢献があったとして’19年に旭日小綬章を受章しました。小室さんの就職先の法律事務所、ローウェンスタイン・サンドラーも森脇氏が紹介したと聞いています」(前出・記者)
そんな大物たちと小室さんはどのようにして知り合ったのか。
「上昇志向の強い若者にとってNYはチャンスをつかみやすい街といえます。もっとも一般的なケースとしては、パーティに出席して挨拶をすることですね。
名刺を渡して、例えば『NYで弁護士として働きたいのですが、一度お話を伺えませんか』と、頼むのです。年長者たちもそうしたアプローチには慣れていますし、森脇氏は面倒見がよい人物としても知られていますので、小室さんの相談にのってあげるようになったのでしょう」(前出・記者)
本誌は昨年1月にNY在住の帽子デザイナーを取材している。セレブの帽子も手掛けているという彼女の経歴を知った小室さんは、「それでは今度、アトリエにお伺いしてもよろしいですか」と、積極的にアプローチしてきたという。
フットワークの軽い小室さんにとってNY生活は性に合っているのか、すでに日系人の“後援会”も結成されているのだ。小室さんのキャラクターには日本では賛否両論あるが、NYで暮らす眞子さまにとっては“頼れる夫”で間違いないようだ。