《初めに聞いた時はビックリしました。自分に大河のオファーが!? しかも誰もが知っている、あの家康を!?》
こうコメントを発表したのは、松本潤(37)。今年から嵐が活動休止に入り、各メンバーがソロとして活動するなか、メディアへの出演がなかった松本だが、驚きの吉報とともに“帰還”した。1月19日、'23年放送のNHK大河『どうする家康』で主演を務めることが発表されたのだ。
「近年、大河ドラマの視聴率が伸び悩んでいることもあって、NHKは、復活には若い世代の視聴者が必須と考えていました。そこで白羽の矢が立ったのが、『花より男子』や『99・9-刑事専門弁護士-』(ともにTBS系)といった多数の人気作に出演した松本さん。
シリアスからコミカルまでこなせて、嵐のメンバーとして初の大河出演と話題性も抜群で、局内の期待はすでに相当なものだといいます」(NHK関係者)
昨年11月にオファーを受け、当初は不安もあったという松本。'08年に『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』で時代劇に初挑戦した際、松本はこう吐露していた。
《時代劇は好きです。しかし所作やタテなど独特のしぐさが求められ、芝居も細かく作りこむ世界。演じる側になり、ますます、時代劇の敷居の高さを感じていました》(『マリ・クレール』'08年6月号)
そんな松本を支えるのは頼れる“仲間たち”だ。
「'22年の大河『鎌倉殿の13人』で主演を務める小栗旬さん(38)とは長年の大親友。引き受けるにあたっての心がまえなどを小栗さんにも相談していたそうです。また、大河ドラマでは和服での裾さばきなどが要求されます。高校時代の同級生であり仲のいい中村七之助さん(37)が、歌舞伎で培ったノウハウを伝授するのではないでしょうか」(松本の知人)
そして、嵐史上初の大役を松本が務め終えた先の“偉業”を予想するのはあるテレビ局関係者。
「大河終了後の'24年は嵐の結成25周年イヤー。昨年、コロナ禍で周年ツアーができなかったV6など、ジャニーズで25周年をコンサートでファンと一緒に祝えたグループはいまだいません。
ただでさえ嵐は休止前ラストイヤーを思うようにできず、完全燃焼とはいかなかった。櫻井翔さん(39)もかねてから『復活はある』と語っていますし、'24年に再集結して“悲願”を達成する可能性は大いにあるでしょう」
「女性自身」2021年2月9日号 掲載