TBSラジオ『TALK ABOUT』が「今年よく見たYouTuber」とその理由を調査。10代女性部門で1位に選ばれたのは、クリエイター集団・コムドットだった。
11月26日現在、登録者数は280万人。2021年は、まさに“飛ぶ鳥を落とす勢い”の大活躍だった。だが、一部からは心配の声も上がっている。
「年内にチャンネル登録者数300万人を公約として掲げていましたが、度重なるスキャンダルを受けて登録者数の伸びが鈍化しているのです。騒動の代償は決して小さくなかったようで、活躍とは裏腹に人気の伸びには“翳り”が見えますね。
実際に10月6日にはリーダーのやまとがインスタグラムのストーリーで、『本気で300万人獲りにいきます』と宣言。しかしファンへ協力を求める際に、『親の携帯でこっそりチャンネル登録する』などの行為を呼びかけたことで批判が上がっていました」(スポーツ紙記者)
コムドットといえば今年6月、文春オンラインで報じた『31人YouTuber飲み会』に参加していたとして物議を醸していた。さらに9月には、本誌が深夜のコンビニ駐車場での騒音トラブルをスクープしていた。
9月6日の夜、編集部に「ノーマスクで人気YouTuberが騒いでいる」という男性からの電話が入った。現場で本誌が目撃したのは、コムドットがコンビニの駐車場でけたたましく笑い声を爆発させる様子だった。
団地や戸建てが並び、緊急事態宣言下で自粛ムードが漂う住宅街にある深夜のコンビニの駐車場。メンバーたちの傍らには、先輩ユーチューバーであるHIKAKINが贈呈したという「1000万円のベンツ」が、アイドリング音を立てながら黒く光る車体を揺らしていた。
8日、9日と続けて、このコンビニの駐車場に姿を見せ、週に3回 “夜会” に集ったコムドット。9日の夜には騒音に耐えかねた住民が通報したようで、0時すぎごろ警察官2人が登場。彼らに職務質問をおこなっていた。
20分程度で警察官が立ち去ると同時に、指導を受け入れた彼らは車に乗り込む。ようやくその場から走り去ったかに見えたのだが……。1分もたたないうちに、ベンツは再びコンビニの駐車場へ。今度は車内で騒ぎはじめ、結局お開きとなったのは2時過ぎだったのだ。
近隣住民は当時、「彼らにはもう現われてほしくない」と本誌記者に口を揃えて訴えかけた。別の住民からは「彼らをスマホで撮影した小学生を、メンバーの3人が取り囲み、脅すように問い詰めているところを見ました」という驚きの証言もあった――。
報道後、近隣住民やコンビニ関係者に対して謝罪したコムドット。その活躍ぶりに “復活の兆し” を見る関係者も。
「ファッション誌『ViVi』2022年1月号ではYouTuberとして初めて表紙モデルを務め、大きな話題となっていました。これは、とてもいい反応だと思います。
というのも彼らはすでに若い世代から絶大な人気を誇っていますが、300万人以上のチャンネル登録者を獲得するとなるとさらにファンの間口を広げる必要もあります。今の彼らに必要なのは、どの世代からみても好印象を持たれるような“正攻法での活躍”なのです」(テレビ局関係者)
2022年も思わぬ形で“炎上”しないといいが……。
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