GACKT活動休止の裏で "仮想通貨トラブル再燃" の不安…LINEで苦情殺到、仕事仲間は「許せない」と激怒
〈一時は命にも関わる状態に陥りました。(中略)現段階では声を発する仕事の続行は不可能…。(中略)活動再開に向けて治療に専念する予定です〉
「活動休止発表当日、私の知人はGACKT本人と電話で会話できたそうですよ。これで『仮想通貨』の件がうやむやになるとすれば許せません」
「スピンドルは、ブラックスターという運営会社が2017年にスタートさせた仮想通貨です。GACKTは同社のアジア・ストラテジック・アドバイザーという肩書でした」
「『株でいえばインサイダー取引』という文言とともに、今後、価値が64倍〜120倍になると謳う資料を見せられました。なぜかGACKTと阪神の糸井嘉男選手が写る写真つき。スピンドルの説明会に行けば、GACKTと直接会えるという話でした」
「代理店は、スピンドルを上場前に買う顧客を集めるのが仕事です。顧客の投資額の25%を報酬としてもらえます。私は実際に数十人の顧客から合計1000万円近く、集めることができました」
「GACKTは、広告塔としての報酬や、上場直後に売り抜けたおかげで、約17億円もの利益を得ているそうです。ところが私が集めた顧客は全員損失を出しました」(X氏)
「GACKTやブラックスター社の元社長と、代理店や顧客らが参加するグループLINEがあるのですが、顧客が『どうなっているのか』と運営側を問い詰めるメッセージを書くと、元社長により強制的にグループから退会させられてしまうんです。60人の参加者がいたのに次々退会させられ、今は48人だけ。そして今回の休業発表です。復帰したらこの問題に正面から向き合ってほしいです」(同前)
「大阪・北新地のクラブでその場に居合わせた音楽関係者の知人から聞きました。2019年の3月ごろ、スピンドルに約1800万円を投資した不動産会社の社長が、暴落を受けて『いったいどうなっているんだ』と問い詰めたようなんです。
「これほど多くの損失が出ても、投資家たちが事を荒立てなかったのは、GACKTさんが、苦情の電話であろうと自分の携帯にかかってくれば、必ずワンコールで出て謝っていたから。体調のせいでGACKTさんが対応できなくなり、スピンドル問題が再燃しなければいいですが……」
(週刊FLASH 2021年9月28日・10月5日号)