ロッテ・鳥谷敬、二軍落ちに続く "試練"…「詐欺被害40億円」問題企業の社長と "ずぶずぶ写真" が流出
「ペアルックにくわえ、サイン入りユニホームを渡したり、ただ居合わせて写真を撮ったわけではないと感じました」
「契約を持ち掛けられた際、大西氏に『鳥谷との会食に同行しないか?』と誘われました。SNSに何枚も写真が並んでいましたし、それを見て信頼してしまったんです」
「大西氏は熱狂的な阪神ファンで、X社がある福岡で試合があれば、ほぼ毎回、鳥谷選手と会食し、夜の街にも連れ歩くなど “タニマチ” ぶりを見せつけていたのです。
「X社は東京にあるY社の “資金調達部隊” でした。そして、そのY社の250億円近い年間売り上げのほとんどが、実態のない不透明な取引によるものだったことが、今年6月に発覚していたのです。このことでY社は倒産し、連鎖してX社も倒産しました」(信用調査機関調査員)
「Y社は年間700億円以上のリチウム電池の取引をNEXCO西日本とおこなっており、Y社が納入するリチウム電池の一部について、その購入資金を手配しているのがX社だという話でした。
「10億円以上出資した企業もあり、現状の被害額は約40億円。今後も増える可能性が高いです」(前出・調査員)
「Y社の社長がNEXCOへ挨拶に行った際も同行した。取引実態があると信用していたんだ。私も被害者だよ」
「大西氏は債権者にも『自分は被害者だ』と弁明しているようですが、そもそも大西氏は、集めた資金の一部を手数料として手元に入れていたんです。Y社の社長とも長いつき合いのようなので、架空取引についても十分に知りうる立場です。詐欺罪の成立要件を構成していると考え、刑事告訴するつもりです」
(週刊FLASH 2021年9月28日・10月5日号)