7月の東京都議選期間中に車の無免許運転で事故を起こし、書類送検された木下富美子都議。11月18日、都議会から出席を求められていたが、「体調の再悪化」を理由に、議会運営委員会を欠席した。同委員会は改めて24日に出席するよう要請することを決めている。
都議会から2度にわたって辞職勧告が決議されるも、9日、4カ月ぶりに登庁した木下都議は「ぜひ続けてほしい、また力を貸してほしいというお声があることも事実でございます」と辞職しない考えを表明。18日の委員会では、木下都議から事故を公表しなかった理由や、議員辞職しない理由などを公開の場で聞く予定だった。
「東京都には、木下都議の対応を批判する意見が多数寄せられています。
委員会に参加できないほど体調不良なのであれば、『辞職して治療に専念しては?』という声もありますが、辞職勧告には法的拘束力がない。そのため、木下都議は居座ろうと思えば居座れるのです。
ネット上では“責任追及派”と“別の道を探すべき派”に分かれはじめています」(全国紙記者)
“責任追及派”の意見はこうだ。
《いや、24日と間を置かず、毎日呼び出そうよ。こんなんじゃ埒があかない。強制力が無いのをいいことにこんな傍若無人がまかり通る現状があるのに、なぜ強制力をもった決まりを作ろうとしないのか。》
《こんな人に議員報酬が払われているのはおかしいよ。徹底的に追及すべき!》
いっぽうで、「堂々巡りになるだけだ」と諦め気味に、別の解決策を探すべきとの声も。
《もう、この人は自分が矢面に立つ委員会には出席しないでしょ。どうにかして除名できる方法を探して、そっと退場してもらったら?》
《この人にかけてる時間がもったいないでしょ。都議会は税金で動いているんだからさ。もっと都が取り組まなきゃいけないことあるよ》
どちらも、「木下都議は辞職すべき」という結論に違いはない。24日、木下都議の挙動に注目が集まるところだが……。
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