バラエティから情報番組まで、歯切れのいいコメントで活躍し、いまや芸能界のご意見番的存在のタレントのアンミカが、“最愛の夫”のスキャンダルによって窮地に立たされている。9月8日配信の『文春オンライン』が、アンミカの夫で“テディ”こと、セオドール・ミラー氏の経営する会社に雇用調整助成金の不正受給疑惑があると報じたのだ。
「実業家のミラー氏が社長を務めるイベント制作会社『エンパイアエンターテイメントジャパン』で、社員の勤務日数をごまかし、帳簿上の休業日数を水増し改ざんがおこなわれていたという内容です。コロナ禍による特例措置を悪用し、国が企業に補助する雇用調整助成金を不正受給していたというのです。同誌は弁護士の解説を引用し、ミラー氏の会社が刑事告発される可能性も指摘しています」(社会部記者)
この騒動を受け、インターネット上では非難の矛先がアンミカに向かっている状況だ。
《アンミカさんの今の気持ち、「私は貝になりたい」ではないでしょうか?》
《『バイキング』ファミリーは“身内”にどんなコメントをするのか楽しみ》
《旦那様といえど、ズバッと斬ってください!》
2021年6月、経産省のキャリア官僚が家賃支援給付金をだまし取った詐欺事件で、アンミカは情報番組で辛辣に糾弾。政府のコロナ対策にも批判的なスタンスだっただけに、記事の内容が事実ならば、彼女にとって特大ブーメランとなるのではないか……というわけだ。夫のとばっちりといえなくもないが、日ごろのご意見番キャラが裏目に出た格好だ。
それにしても、インスタグラムでラブラブなセレブ生活を「これでもか!」とアピールしているアンミカ夫婦が、雇用調整金を不正受給していたとなると、イメージダウンは避けられない。本誌は2020年7月、セレブ感あふれる夫婦の姿を目撃していたのだが――。
この日、夫婦は運転手つきのボルボで銀座に乗りつけ、高級インド料理レストランに来店。9回めとなる結婚記念日を、この店で祝っていたようだ。食事を楽しんだ後、満面の笑みで店から出てきたふたりは、まぎれもない“お金持ちオーラ”を放っていた。
それから約1年後、降ってわいた今回の疑惑。裕福な暮らしぶりは、セレブを気取っただけの、見せかけだけのものだったのだろうか。辛辣なコメンテーターとして知られるアンミカだけに、自身の説明責任からは逃れられそうにない。
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