8月17日、「雨上がり決死隊」が解散を発表した。同日午後8時からYouTubeとAbemaTVで「アメトーーク 雨上がり決死隊解散報告会」が配信され、同番組内でコンビを解散することが明かされたのだ。
宮迫博之(51)の“闇営業”問題を受け、2019年から活動を休止していた同コンビ。今回の会見は「アメトーク 特別編」と題し、2人の看板番組である『アメトーーク!』(テレビ朝日系)のセットでおこなわれた。
宮迫の出演自粛後、蛍原徹(53)がMCを務めてきた同番組への久々の宮迫の出演に、SNS上では《お葬式みたい》《空気が凍ってる…》など、ファンからの複雑な声も上がっていた。
会見によれば、今回、直接の解散の契機となったのは、宮迫のYouTuberとしての活動だったという。会見の中で、蛍原は「宮迫さんがYouTubeを始めたくらいから、価値観や方向性にズレを感じた」と明かしていた。
「宮迫さんは闇営業後はかなり反省していましたが、もともとが“天狗気質”なんです。
YouTubeでも登録者数が増えてきたら、昔からの知り合いのスタッフたちに『これからはYouTubeとか、新しいメディアの時代。ウェブの時代のスターを起用しないと、テレビもダメになるよ』など、偉そうにアドバイスをしていたそうです。それもあって最近、スタッフからの評判はあまりよくありませんでした。
スキャンダルを起こしたうえに、スタッフ受けも悪い宮迫さんを、わざわざ起用したいという番組は、地上波ではワイドショーなど話題優先の番組以外、ないのでは」(スポーツ紙記者)
しかしながら「雨上がり~」は1989年結成の大ベテラン。『アメトーーク!』をはじめ、数々のバラエティ番組で活動してきた実力派だ。突然の解散には「ズレ」以外の事情もあるのではないだろうか。ある芸能事務所関係者が語る。
「宮迫さんを許せないという人は決して少なくありません。実際、大御所芸人から“コラボ禁止令”も出るほどでした。それくらい、周囲は宮迫さんのYouTube活動を快く思っていなかったようです。今後、宮迫さんの地上波テレビへの完全復帰は難しいでしょうね」
蛍原は今後も吉本との契約を続けていくという。2人の間に作られてしまった溝は、想像以上に大きかったようだ。
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