きれいな犬と話しかけてもらったけど…
こんにちは、スズメ天狗。です。
散歩しているときに、ニコニコとてんすけを見ながら、話しかけてくれる女性がいました。
「きれいな犬ねえ」
「毛並みが良いわね」
と褒めてもらい、嬉しくなってしまい、しばらく立ち止まってお話をしていました。
「とても良い色ねえ。」
「まめにブラッシングしているの?」
と言われ、毎日じゃないですが…と話していると、
「私ね…」
とてんすけを指して
「今こういう色のコートが欲しいのよねえ」
という言葉が。
えええ
って顔で見ていると
女性は
ふふふ…と笑って立ち去られました。
てんすけーコートにされちゃうー
一瞬真に受けてしまって驚きましたが、てんすけカラーを良い色と褒めてもらえて良かった笑
このフサフサと色合いが、コートみたい?
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多頭飼いしている場合、感染症などの病気が犬同士でうつるリスクがあります。多頭飼いでうつりやすい病気について、いぬのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
多頭飼いの場合の”家庭内感染の対策”とは
多頭飼いをしていると、犬達が次々に下痢や嘔吐、発熱、ぐったりするといった体調不良の連鎖が起こったり、予防を怠るとノミの大発生を起こすことがあります。
人間の手洗い
何かウィルス感染している犬を触ったら、人間は必ず手洗いしてから、感染していない犬に触るようにしてください。
隔離と全頭の治療・予防を同時に行う
まずは病気の犬を隔離して、他の犬に感染させないように生活させます。
感染症の治療を行う際は、感染している犬とそうでない犬の治療を同時に行い、感染したり治ったりを繰り返して、お互いに感染させないようにします。
例えば、ウイルスであれば感染した犬は治療、発症していない犬がワクチン未接種であれば接種を行い、接種済みであれば感染した犬とは離れて生活させましょう。
室内の清掃と駆除
犬疥癬やノミの発生では、掃除機で室内の清掃を行い、犬達へ一斉に駆除薬を使用します。
犬同士が家庭内感染しやすい病気
①ケンネルコフ
犬パラインフルエンザウイルス、犬アデノウイルス2型、気管支敗血症菌など複数の病原体が関わっていて、感染した犬からの飛沫(咳やくしゃみ)によって感染します。
②犬疥癬
イヌセンコウヒゼンダニの寄生によって起こります。犬同士の接触の機会の多い公園、ドッグランなどで感染します。
③ノミ
犬に寄生するノミは、ネコノミとイヌノミがありますが、ネコノミの感染の方が多いです。予防をしていないと犬同士だけでなく、同居しているペット(猫、ウサギ、フェレットなど)の間でも感染が広がります。
④下痢
下痢を起こす原因は、感染症以外にも誤飲や傷んだ食材を食べた場合なども考えられます。対処法は原因によって異なるので、自己判断せず獣医師に相談しましょう。
特に子犬の死亡率が高く危険な感染症が、パルボウイルス感染症です。このウイルスは強い感染力があり、糞便や吐物を口や鼻から摂取することで感染します。生後6カ月以内のワクチン未接種の子犬や、免疫力が不十分な犬が下痢をする際は、感染が疑われるためすぐに病院へ行きましょう。
多頭飼いでは、犬の体調不良に気がついたらすぐに対処することが、犬同士の病気の集団発生予防につながります。
定期的なワクチン接種とノミ・ダニ予防の徹底を!
多頭飼いの環境では、1頭が感染症を持ち込むことで集団感染するリスクがあります。日頃から予防の意識を心がけ、犬達の定期的なワクチン接種とノミ・ダニ予防を徹底しましょう!
監修:いぬのきもち獣医師相談室
文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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大規模災害が発生すると、電気、水道、ガスといったライフラインが停止し、利用できなくなるケースも少なくありません。そこで今回は、災害時にライフラインが停止してしまった際に、犬と暮らすご家庭で取るべき対策などについて解説します。
「水道が止まってしまった」とき、愛犬のウンチはどう処理する?
断水時に愛犬のウンチを処理するときは、防臭性の高いビニール袋などに入れ、生活環境から遠ざけて保管しておくのがベストです。また、避難所のマンホールトイレは下水処理施設につながっているため、まとめて流しに行くのもいいでしょう。
自宅に庭がある場合は 、隅に穴を掘って埋めるのもひとつの手です。
なお、断水時に非常用の水を使うなどして水洗トイレに愛犬のウンチを流してしまうと、破損箇所から噴き出るなどのトラブルが起こり、復旧が遅れる原因となります。復旧の案内があるまでは、水洗トイレの使用は避けるようにしてください。
「電気が止まってしまった」とき、愛犬の暑さ対策はどうすればいい?
犬は人よりも暑さに弱い動物です。大規模災害で停電するとエアコンは使用できなくなるため、暑い時期であれば、愛犬の体温を下げる工夫を徹底的に行いましょう。
こまめにブラッシングをする
こまめなブラッシングで愛犬の体に残った不要な毛を取り除くことで、体温を下げる効果が期待できます。毛を短くカットする方法もありますが、過度なカットは紫外線による影響を受けやすく、皮膚炎を起こすおそれもあるので十分注意してください。
散歩や運動は早朝に行い、水分補給を徹底する
夏場であれば、愛犬の散歩や運動は日が昇る前のいちばん涼しい時間帯に行いましょう。また、こまめに新鮮な水や経口補水液などを与え、きちんと水分補給させるのも重要です。日中は打ち水なども効果的。
暑そうにしているときはわきの下などを冷やす
呼吸が荒い・舌が真っ赤になっているなどの様子が見られるときは、わきの下など、太い血管が通っている場所を冷やしてあげましょう。冷やすときは水が入ったペットボトルなどがあると便利です。
ライフラインがストップしたときを想定して準備を
ライフラインがストップしたときを想定して、水を備蓄しておくことも大切です。
ちなみに、犬に必要な1日の飲水量は体重1kgあたり90ml程度とされていますが、これはあくまで必要最低限の量。体を拭くなどの生活用水や、人用を含めると1日にかなりの量が必要になるため、水はできるだけ多く確保しておきましょう。
ウォーターサーバーがあると、緊急時はタンクの中の水がそのまま備蓄水になるので◎
災害時に水道などのライフラインが止まってしまったときは、寄生虫や感染症の蔓延を避けるため、いつも以上に公衆衛生を守ることが求められます。愛犬の安全のためにも、飼い主さんができることをしてあげましょう。
参考/「いぬのきもち」2020年9月号『地震、台風、ウイルスに備え、ドリル形式でおさらいしよう!防災ドリル’20>>>’21』(監修:防災士 動物福祉活動家 成田司先生)
文/ハセベサチコ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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「愛犬の呼吸がちょっと変かも?」と気になったことはありませんか? その呼吸、そのままにしておくと、危険な病気が進行してしまうかもしれません。
ここでは「スース―」「ズーズー」という犬の息の音に潜む病気について解説します。
どこから出る呼吸音?
「スース―」「ズーズー」という呼吸音は、鼻腔から咽頭の鼻部が、なんらかの原因でせまくなったときに出る音。
口を閉じて息を吸っているときに出るのが特徴です。病変が出る場所によって、高音の「スース―」という音と低音の「ズーズー」という2種類の音があります。
疑われる病気1【鼻腔狭窄】
鼻の穴が狭いことが原因で呼吸困難になる病気
先天的な異常により鼻の穴が極度に狭くなり、呼吸がしにくくなる病気です。
とくにパグ、シー・ズーなどの短頭種がかかりやすいです。生活に影響がなければ様子を見ますが、重度の場合は、外科手術で鼻の穴を広げる手術を行います。
この病気はおもに呼吸音がサインになるので、短頭種の飼い主さんは、愛犬の呼吸音が気になったら早めに動物病院で診てもらうと、早期発見できるでしょう。
疑われる病気2【軟口蓋過長症】
のどの手前にある軟口蓋が伸びて、呼吸がしにくくなる病気
上あごから伸びたやわらかい部分(軟口蓋)が通常よりも伸びて、呼吸を妨げてしまう病気。先天的な要因で起こり、好発犬種はパグ、フレンチ・ブルドッグなどの短頭種です。
酸欠を起こすなどの問題があれば、伸びた軟口蓋を切除する手術を行います。短頭種を迎えたら、獣医師に病気の可能性がないか診てもらうと安心です。
また、肥満により症状が悪化することがあるので、太らせないように食事管理をしっかり行いましょう。
疑われる病気3【鼻の腫瘍】
鼻の中にがんなどの腫瘍ができる
鼻の中に腫瘍ができると、空気の通り道が狭くなり、呼吸音が変化することがあります。
鼻にできる腫瘍は、悪性腫瘍(がん)の確率が高いといわれているので、そのままにしておくと、どんどん進行し命にかかわることも。早めの発見がカギです。
呼吸音の変化のほか、長く続く鼻水、鼻血、クシャミ、鼻まわりの変形などもサインになります。毎日のスキンシップやお手入れの時間などに、そうしたサインが出ていないかチェックしましょう。
疑われる病気4【鼻腔内異物】
鼻の中に小石などの異物が入ってしまう
散歩中のニオイかぎなどで、鼻の中に小石や植物の枝や種などの異物が入りこむと、呼吸音が変わることがあります。
異物は自然に出てくることもありますが、大きさや入りこみ具合によっては動物病院での処置が必要になります。鼻腔内が切れて血が出たり、犬自身が鼻に違和感を覚えて前足でこすったりするなどのしぐさが見られることも。
呼吸音のほか、そうしたサインが見られたら獣医師に診てもらいましょう。
このほか、鼻炎、咽頭付近の腫瘍、肥満などでも「スース―」「ズーズー」といった呼吸音が聞こえることも。愛犬からいつもと違う呼吸音が聞こえたら、迷わず動物病院で受診して、病気の早期発見に努めましょう。
※呼吸音の感じ方には個人差があるため、必ずしもすべての犬に当てはまるとは限りません。
参考/「いぬのきもち」2021年5月号『犬の呼吸でわかる病気』(監修:JASMINEどうぶつ総合医療センター獣医師 新居康行先生)
イラスト/umao
文/sato
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犬を迎え入れる前に、犬種の特徴やかかりやすい病気、平均寿命を知っておくことがなぜ大切だといわれるのでしょうか。
いぬのきもち獣医師相談室の先生が、家族に迎える前に犬の特徴を知っておくべき理由を紹介します。
犬を迎える前に、犬の特徴を知っておくのは何のため?
犬を家族に迎える前に「犬種の特徴を知っておくことがとても重要」だといわれますが、その理由をご存じでしょうか?
犬は命ある動物です。後になって「知らなかった」というのではなく、事前にその犬の特徴やかかりやすい病気を知った上で家族に迎え入れることで、病気の予防や予測ができたり、病気になったとしても慌てずに対処ができます。
飼い方や心構えについても、肥満防止や性格によるトラブルなどをできる限り回避することができます。
正しい情報を知っているのと知らないとでは、飼い始めてから愛犬との暮らし方に差が出てくることでしょう。
犬種別の平均寿命を知っておくべき理由
愛犬が7歳を過ぎてシニア期を迎えたときに、犬種の平均寿命を知っていると、残りの日々をどのように過ごしていくかなど、大まかな予定が立てやすくなります。
例えば、
- 歯周病に対してどこまで麻酔をかけて処置するか
- 病気が発症したときに、余生にどのような治療を選択するか
- 老犬ではある程度は仕方がない病気に対してどの治療方法を選ぶか
といった際に役に立つことでしょう。
ミックス犬の場合、犬種の特徴をどう学べばよい?
ミックス犬の場合は、どの犬種にも共通するシニア期にかかりやすい病気全般を知っておくと安心です。
例えば、チワプーなどの純血種のミックス犬と暮らしている場合は、かかりやすい病気や平均寿命などとともに、両親の特徴をもらう可能性を考えておき、可能であれば両親の病歴なども把握しておくとよいでしょう。
ベテランの飼い主さんにも「予防医療」を再確認して欲しい
これから犬を迎える方だけでなく、すでに犬と暮らしている飼い主さんにも再確認して欲しいことがあります。
それは、「病気になる前に予防をする”予防医療”」の考え方を持つことです。
例えば、肥満や内臓疾患、運動器疾患などは、日々の食事や運動の管理で発症を予防することができます。 皮膚病や歯周病などは、ホームケア次第で罹患率が明らかに違ってくることでしょう。
愛犬とより楽しい暮らしをするためにも、犬のことを知ろうとすること、病気の予防を行うことは大事ですね。
監修:いぬのきもち獣医師相談室 担当獣医師
取材・文/maki
※写真は「いぬのきもちアプリ」で投稿されたものです
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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愛犬の散歩中に他の犬に出会ったとき、犬同士でコミュニケーションをとらせたいと思いますか?
散歩のときに他の飼い主さんがつれた犬に遭遇。「挨拶させたい」と思う飼い主さんは、約6割!
今回いぬのきもちWEB MAGAZINEでは、飼い主さん205名に「散歩のときに他の飼い主さんがつれた犬に遭遇したときに、犬同士挨拶をさせたいかどうか」をアンケート調査しました。すると、約6割の人が該当する結果に。
「犬同士挨拶させたい」思う飼い主さんの声
では、「犬同士挨拶させたい」と思っている飼い主さんは、どのような理由があるのでしょうか? アンケートでは、次のような声が寄せられました。
愛犬が他の犬に挨拶したそうにしているから
- 「愛犬が行きたがってるから」
- 「犬が他の犬に興味をもってるみたいなので」
- 「愛犬が、犬同士で交流するのが好きだから」
- 「うちのコは犬も人も大好きで、見かけると近寄って行くので。顔見知りだと必ず犬にも人にも挨拶します」
犬の社会化のために
- 「犬同士の触れ合いは成長していく過程で大切なことのひとつだと思う」
- 「犬にも、刺激があった方が良いと思うから」
- 「社会化の勉強のため」
- 「社会性を身につけることができるから」
- 「愛犬の世界が広がるから」
他の犬との関わりを慣れさせ、犬友達を作ってあげたい
- 「他の犬を見ると怖がったり唸るので、なるべくは慣れてほしい」
- 「うちのコが怖がりなので克服させたいから」
- 「犬友達を増やしたい」
- 「ワンコ同士の友達が出来るといいなーと思っている」
- 「小さい頃、他の犬との接触をしなかった事で成犬になっても他の犬に吠えてしまうコを知っているので、相手の犬の性格や状態、飼い主さんにもよりますが、他の犬の存在にも慣れてほしいと思います」
- 「なかなか他のワンちゃんと触れあう機会がないので、慣らすためにも」
飼い主同士でもコミュニケーションをとりたい
- 「人も犬もコミュニケーションがとれるから」
- 「飼い主同士で情報交換が出来たり、犬も楽しそうにするので」
- 「これから、何回も出会うと思うので挨拶させたいです。私は初心者なのでわからない事も聞きたいので」
相手の様子を見たり、反応を伺ってから挨拶させるという飼い主さんも
- 「相手もこちら側も気になってる時だけ挨拶させます」
- 「うちのコは犬が大好きなので、挨拶できそうだったら飼い主さんに確認して近寄ります」
- 「他の犬とのコミュニケーションをとらせたいからですが、無理やりでなくお互いの犬が興味を持ったときにさせてます」
- 「知り合いの犬なら挨拶させたいが、見知らぬ人の犬の場合は相手の犬の反応を見てから挨拶させるかどうか決めます。うちの犬はグイグイ来るような犬が苦手なので」
「犬同士挨拶させたくない」と思う飼い主さんの声
一方で、犬同士の挨拶を好まない飼い主さんたちは、どのような理由があるのでしょうか? アンケート調査の結果、次のような理由が寄せられました。
愛犬が怖がりな性格だったり、相手の犬に吠えてしまうから
- 「うちの犬はビビリですぐ吠えてしまうので」
- 「上手く挨拶ができない」
- 「苦手な事は無理はさせない」
- 「臆病で吠えたり噛みついたりするので、なるべく近づけないようにしています」
- 「本当は交流をさせてあげたいものの、うちのコは他のわんちゃんを見ると吠え始めて止まらなくなるからです」
- 「犬同士の付き合いが苦手になってしまったため、他のワンちゃんに迷惑かけたくないから」
犬同士の相性の不安や、トラブルが起こらないか心配
- 「犬同士でトラブルがあった時があり、また起きて怪我をしてしまった、怪我をさせてしまったというのが怖いので、なるべく避けるようにしています」
- 「もし相手のワンちゃんが犬見知りだった場合や、警戒心の強いコの場合、怖がって噛み付いたりするかもしれないから。前にそれで噛みつかれそうになった」
- 「うちのコは自分から近づきたい犬と、はじめから吠えてどうしようもない犬がいる。犬の相性があるし、もし怪我をしたりさせたりがあると嫌なので」
- 「相手のワンちゃんが好意的かどうかがわからないから、怖い」
- 「完全にNGではないけど、たまに急変して一触即発になる犬だったり、飼い主の希望のみで無理矢理近づけてきて結局ガウガウされて、残念なこともまあまああるので。時と場所と相手次第です」
- 「相性もあるだろうし、近寄ってほしくなさそうだとかわいそうだから。向こうがあいさつしたそうにしていて、飼い主も了承している時はあいさつします」
犬が仲良くなりたいと思っているのか疑問
- 「人はそう思うかもしれないが、犬は(特にウチの犬は)ほかの犬と仲良くなりたいと思ってなさそうだから」
- 「犬同士、仲良くなりたいか分からない」
- 「自分から興味があるコに挨拶はいいが、無理に人と同じルールを押し付けなくてもいいのでは?と思う」
【獣医師解説】散歩で他の飼い主さんがつれた犬に遭遇したときに、配慮したいことは?
散歩で会った犬同士挨拶させたい、させたくない——飼い主さんは、さまざまな思いがあるようです。
いずれにしても、散歩中に他の飼い主さんがつれた犬に出くわすこともあるでしょう。そのときに、飼い主さん同士どのようなことに配慮する必要があるのか、いぬのきもち獣医師相談室の先生に聞きました。
——お散歩での他の犬との関わり方で、飼い主さんが注意したいことはどのようなことでしょうか。
いぬのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「みなさん、犬それぞれのことをよく考えて、『挨拶させたい、させたくない』と行動をとっておられると思います。社会化のため、犬が好き、安全のため、犬が嫌い、どれも間違いではありません。
犬にも性格や相性、好きなこと、苦手なことがありますので、それぞれに合った方法で行動をとれればよいと思います。
そこで知ってほしいことは、『必ず自分とは違うタイプの飼い主さんがいる、いろいろな犬がいて、それぞれにいろいろな理由がある』ということです。
たとえば、犬同士の交流を望んだけれど相手の飼い主さんに断られてしまった場合に、『挨拶したいけれど避けられた』と感じる方もいると思います。
しかし、実際にはその相手の飼い主さんが交流を望まない真逆の性格であったり、相手の犬が犬同士の交流が苦手であったことなどが考えられます」
——相手の飼い主さんが自分と同じように交流を望んでいるかどうか、相手の犬が犬との関わりが苦手ではないかどうか、という視点を持ちたいですね。
獣医師:
「そうですね。人でも近い距離でワイワイする距離感が好きな方もいれば、少し距離をとり静かにしていたいという方もいますが、犬の場合も同じです。
まだ犬との交流の練習段階ということもあって、飼い主さんが積極的に犬同士交流させたがらない場合もあるでしょう。
アンケートの回答にあるように、いろいろな理由があることがわかると思います」
飼い主さんのタイプも、犬の性格もさまざまであると覚えておきたいですね。
もしお散歩中に他の飼い主さんがつれた犬に会った場合、犬同士挨拶をさせてもよいか、一言確認をとるようにするとよいでしょう。
いぬのきもちWEB MAGAZINE『お散歩あるあるに関するアンケートvol.01』
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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本日のおやつはジャーキーとササミ、どっちを選ぶ?
躊躇なく、どちらも食べたねえ~。
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愛犬の愛らしい行動に、キュンキュンが止まらないことも!
Twitterユーザー@BELL_1030さんの愛犬・ベルちゃん(9才/コーギー)は、物を運ぶのが大好きなワンコ♪ とある日のベルちゃんの姿が「可愛すぎる」と大きな反響を呼んでいました。
ベルちゃんが運んでいた物にほっこり♡
壁の陰からひょっこりと現れたベルちゃんの口には、なんと、おやつの「ジャーキー」の袋が! まるで、「コレ食べたい♡」とアピールしているように見えますね(笑)
飼い主さんによると、ベルちゃんは「これすごいおいしかった〜」という目をしながら、袋を持ち歩いていたのだそう。
こんなにキラキラの目をして訴えられたら…ジャーキーをあげたくなっちゃう!(笑) おねだり上手なベルちゃんの可愛すぎるアピールに、キュンとしてしまうのでした。
Twitterユーザーの反応は?
この投稿を見たTwitterユーザーからは、「それは、追加オヤツ決定ワンね」「可愛い!!!」「尊すぎる… 可愛すぎて泣いてしまう…」「美味しかったんだろうなぁ」などと、反響のコメントがたくさん寄せられていました。
「お洗濯するから持ってきてー」と言うと…
またあるときは、飼い主さんが「お洗濯するから持ってきてー」と言うと、ベルちゃんはお父さんから手渡された「お父さんのTシャツ」を洗面所までせっせと運んできてくれたのだそう!
得意気に運ぶ姿が、なんとも愛らしいです。
賢すぎる!
お父さんから託されたTシャツを、見事に飼い主さんのもとまで届けたベルちゃん。「言葉を理解しているの?」と思うかのようなベルちゃんの行動に驚きです!
おりこうさんにお手伝いができたベルちゃん、このあとたくさん褒めてあげたくなりますね♪
いろんな物を運んじゃう! ベルちゃんの素顔に迫る
天真爛漫な性格だというベルちゃん。「お父さんのTシャツを運ぶ」というベルちゃんの行動について飼い主さんにお話を伺うと、あのような行動は特別なことではなく、飼い主さんの家では普通のことだといいます。
飼い主さん:
「ベルはふだんから仕事帰りの父の汗拭きタオルを玄関で受け取って、しばらく振り回したりして楽しんだ後に呼ぶと、洗濯機のある洗面所まで持ってきてくれるコです。
Twitterでたくさんの方に『賢い』と褒めてもらいましたが、毎日バタバタと落ち着きがなく、9才なのにずっと子犬のような振る舞いをするベルに、いつも笑いをもらっています!」
飼い主さんは、口いっぱいにTシャツをくわえているベルちゃんの可愛い顔を写真に残すことができてよかった、とも話していました♪
いつの間にか「配達」というお仕事ができるように
飼い主さんのTwitterの投稿には、いろんな物を運ぶベルちゃんの姿がほかにもたくさん! ベルちゃんが物を運ぶようになったきっかけなどを尋ねてみると、飼い主さんは次のように話します。
飼い主さん:
「以前のベルは靴下やハンカチを盗むただのドロボーでした(笑) でも、いつの間にか『配達』というお仕事ができるようになったんです。物をくわえて歩いて『なにやってるの!?』と注目されることが嬉しくなったのかもしれませんね」
いまでも印象に残っている「ベルちゃんが運んだ物」は?
これまでにいろんな物を運んできたベルちゃんですが、飼い主さんはそのなかでも特に印象に残っているエピソードがあるといいます。
飼い主さん:
「『伊勢うどん』をくわえてハウスに持ち帰ったときは驚きました…。麺が4玉入っていて結構重いのに…(笑)」
飼い主さん:
「また、もう見られない光景ですが…亡くなった祖母のおむつ交換のときに、ベルはビニール袋に入った新しいおむつをくわえて、よく持ってきてくれていました。
祖母も『ばあちゃんのおむつ持ってきてくれたの? えらいなぁ』といつも喜んでいました。ベルのそういった行動は、介護生活の癒しでしたね」
ベルちゃんの愛らしい行動は、みんなを笑顔にして癒してくれていたようですね。
ベルちゃんの姿!
ベルちゃんと過ごす素敵な日常の様子!
写真提供・取材協力/@BELL_1030さん
取材・文・構成/雨宮カイ
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犬が床や地面に仰向けにゴロンと寝転がり、おなかを見せるしぐさをすることはありませんか?
「犬がおなかを見せて仰向けになる理由」について解説します。
(1)リラックスしている
犬が犬用のベッドで寝ているときや、飼い主さんのそばにいるときに、おなかを上に向けてゴロンと寝転がっている、なんとも愛らしい姿。これは、犬が完全にくつろいでいるときに見せる姿です。
犬がこのようにおなかを見せるのは、もともとは母犬になめて毛づくろいしてもらっていたときの名残と考えられています。信頼している相手の前でしか見せない、無防備なしぐさのひとつといえるでしょう。
(2)甘えたい
犬にとっておなかは、弱点のひとつでもある大切な部位です。あおむけになってその弱点をさらけ出すということは、「大好きな飼い主さんにかわいがってもらいたい」という甘えたい気持ちの表れかもしれません。
(3)「敵意はない」とアピールしたい
犬によっては、ほかの犬におなかを見せることもあります。
これは、ほかの犬に対して自分の無防備な状態を見せることによって、「敵意はないですよ」と伝えようとしているのです。あえて自分の弱点を相手に見せることで、ケンカを避けようとしているのでしょう。
やさしくおなかをなでてあげて
愛犬が飼い主さんの前でおなかを見せるしぐさをするのは、飼い主さんのことを信頼している証ともいえます。
もし愛犬がこのしぐさをしたら、愛犬からの愛情表現だと受け取って、やさしくおなかをなでてあげてもよいでしょう。ただし、激しくなでるとじゃれて噛んでしまう場合もあるため、興奮させないように加減してください。
日頃からしっかりと愛犬の様子を観察し、愛犬の気持ちを受け止めていきたいですね。
参考/「いぬのきもち」2018年6月号『犬のオモシロ習性図鑑 VOL.13 あおむけゴロ~ン♡』(監修:獣医師 獣医学博士 東京農業大学農学部動物科学科(動物行動学研究室)教授 増田宏司先生)
文/kagio
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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飼い主さんがお出かけをする気配を感じると……
ドアに顔を挟んで、飼い主さんの外出を阻止する柴犬の大河くん。
顔が挟まった状態でも気にせずに、なんとかしてお出かけを阻止しようと必死です(笑)
そんな姿に飼い主さんが後ろ髪を引かれるような気持ちになっていると……
なぜか突然、あっさりとその場から立ち去る大河くん(笑)
それはそれでなんだかさみしい、と思う飼い主さんでした…!
参照/YouTube(絶対に外出禁止!!柴犬が挟まってドアが閉まらない緊急事態に、もう二度とお外に行けなくなりました…。)
文/木村ジョンソン千鶴