気分変調症と不安障害に悩むペク・セヒさんによる大ヒットエッセイの続編『死にたいけどトッポッキは食べたい2』(光文社)が12月23日に発売された。
前作に続き、気分変調症から抜け出そうともがく著者だが、無気力感や自傷衝動などに悩まされてしまう。さらに、仕事を辞めて入院を考えるようになる。
本書では、精神科医との対話やたどり着いた心のありかた、自分の心の傷に気づき受け入れるまでの日々が等身大の言葉で描かれる。
目次は、以下の通り。前作から引き続く形で第13章から始まる。
- 私も気づいていなかった、 自分の心の傷と向かい合うこと
- 13章 愛されたいことのどこが悪い
- 14章 逃げ出すことができない、 ダイエット依存
- 15章 他人の視線で自分を見る瞬間
- 16章 目に見える傷が必要だった
- 17章 生きるのも死ぬのも怖くて
- 18章 私の幸せを願ってくれる人がいるということ
- 19章 自分と二人だけの対話をする
- 20章 広がれ、 心の中間地帯
- 21章 他人が私を生きているわけではないのに
- 22章 偽善も素直さも全て私らしく
- 23章 自分があるのか、 ないのか
- 24章 柔軟な思考と休む勇気
- 25章 私自身の輝きを見つめられるように
- 26章 いずれにしろ人生は続くのだから
- おわりに 私はもう私が嫌ではない
正直に、そして痛切につづられたエッセイ。話題となった前作とともに手にとってみてはいかがだろうか。
※画像提供:光文社
(BOOKウォッチ編集部)
書名: 死にたいけどトッポッキは食べたい 2
監修・編集・著者名: ペク・セヒ著、山口ミル訳
出版社名: 光文社
出版年月日: 2020年12月23日
定価: 本体1400円+税
判型・ページ数: 四六判ソフトカバー・199ページ
ISBN: 9784334952150