横浜DeNAの1、2軍選手は1月31日、キャンプ地の沖縄県宜野湾市と嘉手納町に入った。2月1日のキャンプインに備え、全選手と首脳陣らによるミーティングも実施。三浦大輔新監督=写真左=は「(コロナ禍で)キャンプを行えることに感謝の気持ちを持ち、責任ある行動を取ってほしい」と呼び掛けた。
沖縄でのキャンプは35年連続。2軍は嘉手納野球場(同5、10、16、21日)で、無観客で行われる。
若手台頭へ「練習あるのみ」
今季からファームの指揮を執る仁志敏久監督=同右=が本格的な指導をスタートさせる。嘉手納キャンプでは若手に主体性を求め、「つま先から頭のてっぺんまで、鍛えるべきものは全て鍛えてもらいたい」と独特の言い回しで成長を促すつもりだ。
常総学院高(茨城)時代の恩師で、昨年11月に亡くなった木内幸男元監督の教えが根底にあるという。「指示だけで動いてはいけない。指示には理由があり、まずは頭の中を動かしてから体を動かす」。グラウンドで最終的に判断するのは選手という前提で、思考力を高めてほしいと願う。
全体練習後の個人トレーニングも重視する方針だ。「練習は、やらせる側が的確でないといけない。内容、時間は無駄なくやって、個人で練習する時間を長く取りたい」と話し、「高い目標を掲げて自分に対する要求を高くする。向上心を持ってほしい」と新戦力の台頭に期待を寄せた。
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