横浜DeNAの山崎康晃投手(28)=資料写真=が8日、出場選手登録を外れた。3年連続で最多セーブのタイトル獲得を目指した今季は精彩を欠き、抑えのポジションから中継ぎに配置転換されていた。不調による2軍での調整はプロ6年目で初めて。
山崎はここまで39試合に登板し0勝3敗6セーブ、防御率5・84。開幕直後から失点が続き、7月29日以降は中継ぎに回っていた。カットボールなど新たな変化球を試しながら復調を試みたが、改善しなかった。
直近は10月6日の巨人戦(東京ドーム)で、3─4の五回から3番手で登板。ウィーラーに2点本塁打を浴び、翌7日は試合前の練習に姿を見せていなかった。
ラミレス監督は山崎本人と話し合ったことを明かし、「リフレッシュをしてもらうのに今が一番いいタイミング。完璧な状態で1軍に戻ってきてシーズンをいい形で終えてもらいたい」と説明。「彼の将来を考え、(本人も)納得してこの決断になった。自分でクローザーの座をつかみ返してもらいたい」と奮起を促した。
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