横浜DeNAのホセ・ロペス内野手(36)が24日、横浜スタジアムで行われた広島23回戦の一回に森下から左安打を放ち、日米通算2千安打を達成した。塁上で記念のボードを贈られ、ファンから祝福の拍手を受けたロペスは「達成できてうれしい半面、この瞬間を家族と分かち合いたかったのが正直な気持ち。きのうは力が入りすぎたが、きょうは練習からリラックスして臨めた」と話した。
日米通算2千安打の達成者は、球団では2012年のアレックス・ラミレス、13年の中村紀洋以来3人目。外国人選手では、9月に到達したオリックスのジョーンズ以来10人目。
ロペスは00年にドラフト外で米大リーグ・マリナーズに入団し、04年にメジャーデビュー。以降はロッキーズ、マーリンズなど4球団でプレーし、米国通算9年で打率2割6分2厘、92本塁打、480打点、1005安打をマークした。
13年に巨人入りし、15年からは横浜DeNAで活躍。日本での通算成績は24日現在、打率2割7分4厘、194本塁打、578打点。軽快な守備も持ち味で、昨季は一塁手の連続守備機会無失策のプロ野球新記録「1632」を樹立、外国人選手最多となる5度目のゴールデングラブ賞に輝いた。
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