神奈川新聞のツイッター（@Kanaloco_bay18）で実施した年間ＭＶＰを決める投票で、佐野恵太内野手（２５）が選出された。リーグトップの打率３割２分８厘と初の首位打者が目前に迫る若き主将が、投票総数３６７６票の６割超と圧倒的な支持を集めた。
数字もインパクトも、周囲の予想をはるかに超えた。ラミレス監督から４番とキャプテンを任されながら、開幕から大きなスランプもなく安定してヒットを量産。１０月１６日には球団記録に並ぶ５試合連続本塁打をマークするなど、強打者としての存在感も知らしめた。
負傷離脱するまでの１０４試合は不動の４番。６９打点はソトに次ぐ多さで、２０本塁打もオースティンと並ぶ２位タイと超重量打線の中軸として胸を張れる実績を残した。
１０月２０日に背中の張りを訴えて途中交代。５試合ぶりに先発復帰した同２５日の広島戦で左肩の関節を脱臼し、今シーズン復帰は絶望的となった。ツイッターでは「重圧を跳ね返して４番とキャプテンをつとめ上げた」「堂々とした姿と集中力には驚きました」などの賞賛の声が上がった。
このほか、不振の山崎に代わって守護神を託され、１８セーブをマークしている三嶋に２６％の票が集まり、初の２桁勝利をつかんだ２年目の大貫が１１％で続いた。首位打者を争っているリードオフマンの梶谷を推す意見もあった。
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