横浜DeNAの東克樹投手(25)=代表撮影=が23日、横浜スタジアムで契約更改交渉に臨み、810万円減の2510万円で更改した。
「来年に向けて希望の光が見えている。自分自身に期待している」
野球協約の減額制限(1億円以下は25%)に迫る24・3%減の2510万円で更改となったが、東は一点の曇りもない笑みを浮かべた。
2020年2月にトミー・ジョン手術を受け、昨季は一度もマウンドに立てなかった。4年目の今季、3度目の先発となった10月23日の中日戦(横浜)で8回を1安打無失点の好投。792日ぶりの白星で復活への足掛かりをつかんだ。
秋季トレーニングでは「おしりプリプリ計画」(東)と題して重点的に臀部(でんぶ)を強化しているという。「トレーニング方法はさまざま。パワーを生み出せるよう、基本的にダンベルで、おしりをプリプリさせていた」と口調も滑らかだ。
昨年に結婚し、第1子となる女児が誕生したことも発表。新人王を獲得した18年以来の2桁勝利が期待される左腕は「長い間待っていただいた。(来季は)5年目で責任感のある投手としてフル回転で投げていきたい」。チームをけん引する覚悟だ。
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