待ち焦がれた「H」ランプがともると、華麗な守備でも魅せた。
今季巨人から梶谷の人的補償で加入した横浜DeNA・田中俊太は苦しんでいた。オープン戦で快音が響かず、打率はずっと000のままだった。
迎えた20日のロッテ戦、オープン戦22打席目で二塁打を放って待望の安打をマークすると、さらに3打席目は左前に運んだ。八回には吉田の二ゴロを軽快にさばき、そのポテンシャルの高さにはうならされた。
神奈川県厚木市出身で、東海大相模高時代には菅野剛士(ロッテ)らと2011年の選抜大会で優勝した。それ以来の戴冠をもくろむ後輩も選抜大会で2回戦進出を決めた日だった。先輩も後輩も頂点だけを目指してグラウンドを駆け回ってほしい。=20日、横浜(久)
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