神奈川新聞のツイッター(@Kanaloco_bay18)で実施した7月の月間MVPに、平良拳太郎投手(25)が選出された。4試合で1勝1敗ながら防御率2・05と大崩れせず、試合をつくる安定感が評価された。
投票総数の半分を占めた右腕の評価を高めたのが、7月5日のヤクルト戦だった。「低めを意識して一人一人の打者に向かった」と相手打線に三塁を踏ませず、7回を投げて無失点。「戸柱さんのリードのおかげ」と先輩を持ち上げ、防御率は一時リーグトップに躍り出た。
8月も好調をキープしている。2日の阪神戦は味方の援護に恵まれず敗戦投手となったが、7回2失点と粘投した。昨季は前半戦で勝ち星を積み上げながら「後半は試合をつくれないことが続いた」と悔やんだ。「けがをせず1年ローテーションを守りたい」と誓う今季は、自信を胸にリベンジに燃えている。
ツイッターには「なかなか勝てないとはいえ好投している」「白星はつかめなかったけど、ファンの心はつかんだ」と温かいコメントが寄せられた。
3579票のうち、7月24日の広島戦で逆転サヨナラ満塁本塁打を放ったキャプテン佐野には34%の票が集まり、月間3勝を挙げた2年目大貫が13%で続いた。柴田や乙坂を推す声もあった。
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