3月26日の巨人との開幕戦から、ずっと見たかった笑顔がようやく一枚に収められた。
「ハマの番長」こと、三浦大輔新監督が今季9試合目にしてつかんだ初白星。横浜ファンもきっと、その瞬間を待っていたはずだ。チームカラーで埋まったスタンドは、まるで優勝したかのような盛り上がりで、禁止されているはずのハイタッチも交わされていた。
守護神の三嶋から手渡された記念のウイニングボールは、そのままプロ初勝利となった阪口へのプレゼントとなった。ベッドに入っても寝たり、起きたりを繰り返す苦しい夜を過ごしていたと聞いた。シーズンはまだまだ長い。地元紙のカメラマンだって、番長が提案した「横浜一心」の気持ちはある。
さぁ、反撃はここからだ。下を向かずに戦い抜くナインと指揮官の雄姿をどんどん届けたい。=4日、横浜(祐)
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