横浜DeNAの三浦大輔新監督が18日、神奈川県横須賀市の2軍施設「DOCK」で行われている秋季練習を就任後初めて視察し、打撃投手も務めた。オンライン取材では「選手とも話しやすい環境をつくっていきたい」と語り、就任会見で掲げたチームの「結束」に向けて動きだした。
今オフはキャンプ形式を取らず自主練習のため、グラウンドに姿を見せたのは戸柱、梶谷、宮崎、伊藤光、嶺井ら数えるほど。
指揮官としてあいさつを交わすと、一部の選手からは「あ、三浦監督!」と強調して返されたという。
「監督になったからといって変わる必要はない」と、これまで通りの距離感で選手と接する考えだ。国内フリーエージェント(FA)権を取得した梶谷には「しっかり悩んで考えて」と伝えたことを明かした。
山下、山本のバッティング練習では打撃投手を買って出た。宮崎で行われている秋季教育リーグでも毎日投げていたようで「いつも通り。1軍でも機会があれば投げる」と肩を温めている。
前日の就任会見後、知人から祝福メールが次々と届いた。「帰宅して返信している間に次のメールが70~80件と来ていて…。思っている以上に反響は大きかった」と驚いていた。
仁志2軍新監督とは現役時代にチームメートとしてプレー。電話で連絡を取った際には「2軍の選手をじっくり見たい」と語っていたという。初日を終えた感想を問われ、「グラウンドに来たら久々に会う選手もほぼいないし、いつも通り。仁志さんと連携してやっていきたい」。番長流の新しい風を吹き込んでいく。
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