道祖土小学校卒業を控えた児童たちが浦和レッズからの卒業お祝い動画メッセージを見ている際、後ろからそっと体育館に入っていった伊藤敦樹。
メッセージを見ている児童たちは伊藤の存在にまるで気が付かず。本人登場には卒業生たちも歓声を上げ、喜んでくれている様子でした。
道祖土小学校出身の伊藤は昨年7月、母校で『レッズ先生』としてオンライン授業を行いました。その際、「コロナ禍が明けたら直接子供たちと触れ合いたい」と先生方に相談していました。
ようやく世の中の行動制限が変化し、選手たちも浦和のまちの方と触れ合うことができるようになり、今回の企画が実現したのです。
実はこのサプライズ訪問、先生方に全面的に協力していただき、卒業式での予行練習中での実施となりました。先生方の協力のもと、あえてシリアスな雰囲気からのビデオメッセージ、そして伊藤の登場と、いわゆる『緊張と緩和』。伊藤の登場を児童たちがさらに喜べるような雰囲気をつくってくださりました。
先生方が児童に伝えたかったのは、自分たちの先輩が諦めずに夢を叶えたということ。レッズで活躍しているプロサッカー選手も決して雲の上の存在ではないこと。みんなと同じように道祖土小学校で授業を受けていた身近な存在であり、みんなにも夢に向かって諦めずに努力してほしいということでした。
その気持ちをくみ取り、改めて夢について児童たちに話した伊藤。逆に児童たちからは、7月の伊藤の授業を受けて続けていることなども話してもらいました。
今回のサプライズ訪問を喜んでくれ、そして伊藤の話に感化された児童たちが、これからも夢に向かって一生懸命努力してくれることを願っています。ご卒業おめでとうございます!
(浦和レッズオフィシャルメディア)
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