松川町の町天然記念物で絶滅の恐れがある花「ツツザキヤマジノギク」=写真=を保護しようと、町中央公民館や社会教育委員らでつくる協議会が25日、同町元大島の天竜川河川敷で観察会と外来種除去活動を行う。参加者を募集している。
ツツザキヤマジノギクは小石の多い河原に生息し、秋に筒状の花を咲かせる。県版レッドリストで絶滅危惧IA類に分類されている。1998年に町民らが保全活動が始めた。
協議会は2017年に発足。近年は外来種の増加や豪雨の影響で数の減少が進んでいることから、ツツザキヤマジノギクの保全区域を設け、毎年春と秋に参加者を募って外来種除去や観察会を開いている。
活動は午前8時から。松川浄化センター南側約400メートル地点に集合する。参加無料で事前申し込み不要。悪天候が見込まれる場合は24日の正午までに町ホームページで中止を告知する。問い合わせは町中央公民館電話(0265・36・2622)へ。
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