県内の障害のある子どもと、チアダンスチーム「ジャスパーズ」下部組織の子どもらが31日、バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)信州ブレイブウォリアーズの公式戦があった長野市ホワイトリングでチアダンスを披露した。公式戦に先立って行われた知的障害者のバスケチームによる試合でハーフタイムに登場し、会場を盛り上げた。
障害のある子どもに体を動かす楽しさを知ってもらおう―と県障がい者スポーツ協会が企画し、10年ほど前から続けている。今年は知的障害や視覚障害などがある9~27歳の約40人とその家族が、B1信州を応援するジャスパーズ下部組織の子どもら約30人と一緒に目いっぱい体を動かし、笑顔を見せた。
昨年に続いて参加した県松本盲学校(松本市)高等部の奥脇りんさん(17)=伊那市=は「去年より難易度の高いダンスで踊りがいがあった。リズムに乗り、体を動かせて楽しかった」と満足そうだった。
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