長野市内初の専業ワイン醸造所「有旅(うたび)ワイナリー」が10日、同市篠ノ井有旅に完成した。関係者ら約80人が祝い、代表の田中啓さん(44)が施設を案内した=写真。
施設には最新式の機械を導入。ブドウ一粒一粒から雑味のないこだわりのワイン造りを目指す。遊休農地を生かした2ヘクタールの畑には、既にピノ・ノワールやシャルドネ計千本が植わる。初年度は7千本を生産し、2025年5月から販売する予定だ。
関係者らは振る舞われたワインを肉などと合わせて楽しんだ。北安曇郡白馬村の会社員舘下智(たちした・さとる)さん(48)は「大好きなワインを飲んでワイナリーに貢献したい」。
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