親子で楽しめる映画を集めた「子どもたちの映画祭15」(一般社団法人松本映画祭プロジェクト主催)が5日、松本市のまつもと市民芸術館で開かれた。短編映画8作品を上映。米アカデミー賞の視覚効果賞を受賞した市出身の映画監督、山崎貴さんが授賞式で履いた「ゴジラシューズ」や等身大パネルの展示もあった。
午前と午後の二つのプログラムで開催。山崎さんの受賞にちなみ、「ちびゴジラ」と仲間の「ちび怪獣」の日常を描いたアニメなどを上映した。幕あいには山崎さんから子どもたちに向けたメッセージが流れ、松本で見た映画が原点になった―とした。子どもたちもステージに立ち、伊那市出身のシンガー・ソングライター湯沢かよこさんの歌に合わせてダンサーのちびゆりさんと踊った。
山崎さんの受賞作品「ゴジラ―1・0(マイナスワン)」を2回見たという松本市明善小学校3年の手塚遥真(はるま)さん(8)は「ちびゴジラがかわいかった」と話していた。
外部リンク