東御市のしなの鉄道田中駅近くにある温泉施設「ゆうふるtanaka」内に27日、レストラン「とうみ食堂」がオープンする。同施設は指定管理者の信州東御市振興公社が運営。利用者が減少していた従来の食堂を3月末で閉店し、市内産の食材を生かしたレストランにリニューアルしててこ入れを図る。22日に試食会があり、約30人が参加した。
とうみ食堂のメニューは、市内産の有機野菜などを使ったガレット、市内で飼育された信州プレミアム牛を使ったボロネーゼやハンバーグ、スイーツなど計6品。全国で現地の食材を使ったメニューを考案しているシェフの吉田友則さん(53)=東京都=が考案した。運営はスポーツ振興を通じた地域活性化を支援するスポーツ・ローカル・アクト(東御市田中)が担う。
試食会では6品が出され、参加者は「肉が柔らかくおいしい」などと味わっていた。スポーツ・ローカル・アクトの赤嶺健社長(39)は「食を通じて東御市の魅力を発信していきたい」と話した。市外からの集客も図りたい考えだ。
食堂は午前11時~午後4時(火曜定休)。
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