松本市のやまびこドームで、日産スカイラインGT―Rなどのスポーツカーやクラシックカー105台を展示するイベントがあった。国内外の愛好家計300人からなる団体「ARC」の主催。2700人が訪れ、ホイールやリアスポイラーなど細かな改造がなされた車をいとおしい目で眺めながら楽しんでいた。
イベントは2年目で、若者の車離れが進むことから車好きを増やしたいと企画。会場には全国から出展者が集い、丁寧に手入れされたエンジンルームを撮影したり、改造で個性が豊かになった車体を見比べたりする愛好家もいた。
安曇野市の会社員、矢島大暉さん(20)は「カスタム(改造)の配色やエンジンルームを見ていると、オーナーの愛が感じられる」と興味津々の様子。ARC信越支部でリーダーを務める雁金亮さん(49)=小諸市=は「車好きが集まってファンが増え、自動車産業も活発にしていきたい」と話していた。
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