佐久市で教育活動を展開すする松聖村(しょうせいそん)塾は31日、金融庁の審議官、屋敷利紀さんの講演会を市佐久平交流センターで開く。「人生、文武両道にあり!」と題し、主将も務めた京都大アメリカンフットボール部時代に、2年連続の全国制覇を果たした経験などを語る。
屋敷さんは富山県出身で、大学卒業後に日銀に入行。松聖村塾を運営する市教育委員の松井聖(せい)さん(57)の日銀時代の2期先輩で、当時の営業局で机を並べた縁で招かれることになった。小中学生や高校生に向けて自分の軸を持つ大切さも話す。
松井さんは45歳で佐久市に戻り、企業勤務を経て2021年に松聖村塾を開いた。塾では東京大の過去問を使った論理力の養成などを行う。松井さんは「今回のような講演を開いて、佐久を面白くしていきたい」と話す。
講演は午後2時から1時間半ほど。小中学生・高校生無料。一般千円。塾ホームページからの申し込みを呼びかけるが、申し込みをしなくても参加できる。問い合わせは松井さん(電話090・9319・0875)へ。
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