■15歳未満は11・4%で過去最低
県は30日、毎月人口異動調査に基づく4月1日時点の年齢別人口推計を発表した。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は33・1%で過去最高を更新。15歳未満の年少人口は11・4%で過去最低だった。県内の総人口は199万1977人で、前年同期から1万5670人減った。総人口は2月1日時点(199万9182人)で200万人を割っていた。
県内の65歳以上は64万6057人。昨年4月から630人減ったものの、64歳以下と比べて減り幅が小さかったため県人口に占める割合は0・2ポイント上昇した。75歳以上は19・2%に当たる37万4760人で過去最高だった。
年少人口は22万3255人(前年同期比6397人減)。15~64歳の生産年齢人口は108万2898人(8643人減)で、人口に占める割合は55・5%だった。
市町村別の高齢化率は、下伊那郡天龍村が61・8%で最高。下水内郡栄村57・8%、下伊那郡根羽村52・8%と続いた。最も低かったのは上伊那郡南箕輪村で23・8%。北佐久郡御代田町28・4%、松本市28・8%だった。
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