フランス南部モンテリマール市のジュリアン・コルニエ市長が1日、松本市役所に臥雲義尚市長を表敬訪問した。コルニエ市長は日本での交流先を探す中で、山岳景観や菓子作りの地場産業といった共通点がある松本を知り、交流を希望。今後、姉妹都市提携も視野に交流の推進を検討する。
コルニエ市長は休暇を利用して初来日し、妻、息子2人と2週間ほど滞在中。日本の在リヨン領事事務所や、パリの大学院を修了した折井正明さん(66)=松本市白板=らを介して松本を訪ねた。
両市長は折井さんの通訳で交流。コルニエ市長は「ラベンダー畑が広がり、夏の初めはセミが音楽みたいに鳴いている」と自然豊かなモンテリマール市を紹介し、家業で作っている現地の伝統菓子「ヌガー」を臥雲市長に渡した。
臥雲市長は「松本市にはあめ、日本酒、ワインなどの地場産業があり、食文化の交流も良いですね」と応じた。
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