絵本を載せたキャラバンカーで全国各地を巡る講談社(東京)の「本とあそぼう 全国訪問おはなし隊」の本年度の県内巡回が15日、始まった。5月17日まで、県内の小学校や保育園、図書館など20会場を訪ねる。初日は須坂市の井上小学校と長野市の杉の子第2保育園を訪問した。
キャラバンカーに積まれた本棚には、出版社約60社が寄贈した絵本約550冊がぎっしり。井上小では、1~3年の児童約120人が交代で棚から本を取り出し、近くに敷いたブルーシートに座って読んだ。持ち出した本を交換し合って楽しむ姿もあった。
2年の黒岩奈由さん(7)は保育園の頃に読んだ土屋富士夫さん作の絵本「てじな」を手に取った。「内容は少しだけしか覚えていなかったけれど、改めて読んだらすごく面白かった」と話していた。
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