英国君主のチャールズ国王が、ウィリアム皇太子の妻キャサリン妃に新たな称号を授けた。
今年の9月にエリザベス女王が崩御したことでウェールズ公妃となったキャサリン皇太子妃。現地メディアのEvening Standard紙は、この度チャールズ国王が、皇太子妃を「英軍アイルランド近衛連隊アイリッシュ・ガーズ」の名誉大佐に任命したと伝えた。
この役職は、2011年にウィリアム皇太子(当時は王子)がエリザベス女王から任命されたもので、以来毎年、連隊の制服に身を包み、アイルランドの祝祭聖パトリックデーに参加していた。
今回キャサリン皇太子妃が新たな称号を得たことで、ウィリアム皇太子はチャールズ国王から「ウェールズ近衛連隊ウェルシュ・ガーズ」の名誉大佐の称号を受け継いだ。
またカミラ王妃も、スキャンダルで公務を離れたアンドルー王子に代わり、「近衛擲弾兵連隊グレナディア・ガーズ」の名誉大佐に任命されている。
さらに英国王室は、来年6月17日にチャールズ国王の誕生日を祝う「トゥルーピング・ザ・カラー」のセレモニーを開催すると発表した。
Evening Standard紙によれば、同セレモニーでは、1,400人以上の兵士、200頭の馬、400人の音楽家によるパレードが行われ、国王とその息子であるウィフィアム皇太子も馬に乗ってパレードを率いるという。
MTV NEWS