長いことシンガーとしての活動を休止するも、2021年に最新アルバム『30』を携えカムバックを果たしたアデル。その後はラスベガスでのレジデンス・ショーの準備など、大忙しの彼女が、人生の次なる目標を明かした。
BBC Newsによるとアデルは、現地時間で10月24日にロサンゼルスで開催されたファンとのQ&Aセッションにて、次のように答えたのだという。
「ラスベガスでのショーがすべて終わったら、本気で英文学の学位を取りたいと思ってるの。もしも歌手になってなかったら、間違いなく学校の先生になってたと思うから。英文学の先生にね」
「英文学に対する情熱を今の仕事にも活かしていると思う。学位をとっても別に就職をするわけじゃないけど、大学に行っておけばよかったなーとか、学生時代を経験しておけばよかったなーって思うのよね」
「大学に通おうとは思ってないわ。オンラインで家庭教師のレッスンを受けるつもり。それが2025年の私のプランよ。あくまでも、資格を取るだけの予定」
またアデルは、シンガーとしての活動だけでなく、今後は俳優業にもチャレンジしたいと、こう続けた。
「俳優業も挑戦してみたいかな、やってみたい映画作品があるの」「音楽関連の仕事はよく頼まれるけど、それだと自分ではあまりにも当たり前すぎると思うから」
実際アデルは、俳優としてのデビューに向けすでに動き出しているようで、2022年公開の映画『エルヴィス』で監督を務めたバズ・ラーマンに連絡を取ったと告白。バズが引退を考えているという話を聞き、いてもたってもいられなかったという。
「バズにメールを送って、“この映画に出てみたいの。どうかまだ引退はしないで。私に仕事をちょうだい”って言ったわ。『エルヴィス』みたいな音楽ものだけど、歌をうたうつもりはない。本当に演技だけ、だけど恐らくその一作品だけね」
「デビューして映画を1本演じて、そのまま消えるわ」
MTV NEWS