今年の1月から4月まで米ラスベガスのシーザーズ・パレスにてラスベガス・レジデンス・ショー「Weekends with Adele」を開催する予定だった、イギリス人シンガーのアデル。しかし、公演初日の前日に突如延期を言い渡し、未だに延期後の開催日程も決まっていない中、クリエーティブ・チームを解雇したというニュースが飛び込んできた。
Page Six誌によれば、アデルは「Weekends with Adele」の今夏開催を見据えて動き出し、これまで長いことステージセットのデザイナーを務めていたエス・デヴリンを解雇したのだという。
今年1月の報道では、レジデンス・ショーのビジョンを巡ってアデルがデヴリンと激しい口論を展開していたと伝えられており、恐らく最後まで同意に至ることはなく、デヴリンを解雇せざるを得なかったといった具合なのだろう。
またPage Six誌は、デヴリンの解雇と同時に、イギリスのポップグループ=テイク・ザットのアーティスティック・ディレクターを務めていたことで知られるキム・ギャビンが、新たにアデルのクリエーティブ・チームに就任したと伝えている。
情報筋の話では、デヴリンが描いていたイメージが全て破棄されたため、ギャビンは一からステージセットの制作を始めることになるという。
また同情報筋は、アデルは7月の終わりから8月の頭にはレジデンス・ショーを開幕させたいと考えていると語っていたが…果たして間に合うのだろうか?
続報に期待だ。
MTV NEWS