「体力的にも筋力とかも落ちていて、休む前のコンディションに戻れるのは2週間くらいかもしれないし、余裕を持って1カ月かな」
11月5日、パーソナリティを務めるラジオ番組でこう語ったのは中居正広(50)。この前日、休養のために1カ月ほど活動を休止すると発表した。
「中居さんは10月にも、『キャスターな会』(テレビ朝日系)を2週にわたって欠席。そのほかのレギュラー番組も体調不良を理由に欠席しました」(芸能関係者)
SNS上でも《中居くん痩せたな……》などと心配するファンの声が続出していたなかでの活動休止の発表だった。
「7月にも急性虫垂炎の緊急手術のため生放送番組を欠席しており、今年に入ってから今回で3度目の休養です。最近は番組収録の合間はかなりぐったりした様子でしたから、休養期間が年内いっぱいになる可能性も想定し、代役を検討している番組担当者もいます。今は急がず、ゆっくり休んでほしいです」(テレビ局関係者)
中居の病状については、10月27日発売の『週刊新潮』が報じた。
「記事によると中居さんは盲腸がんのため、9月に2週間ほど極秘入院し、がんを切除する手術を受けたといいます。これに対し中居さんの代理人弁護士は『プライバシーに関わること』とし、具体的な回答はしませんでした」(スポーツ紙記者)
中居自身も病状はひた隠しにしているが……。
「中居さんは周囲に心配させたり、“大丈夫?”と気遣われたりするのは“プロとして失格”と考えています。
自分の都合で仕事に穴をあけることも言語道断だと話していました」(前出・テレビ局関係者)
しかし今回ばかりは周囲も黙っていなかった。
「休養にあたり、都内の病院に入院すると聞いています。芸能人やセレブ御用達の総合病院で、特別室がありプライバシーも完全に守られているそうです。中居さんは体調を崩してからもビールを飲み続けるなど禁酒ができずにいましたが、さすがに周りのスタッフが“ストップ”をかけたのではないでしょうか。入院すれば強制的に休肝させることもできますし、いい機会になるでしょう」(前出・芸能関係者)
中居自身もこれまで健康に気遣わず生活してきたことを反省しているようだ。
「“人間ドック嫌い”の中居さんは、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)で長年共演し親交の深い笑福亭鶴瓶さん(70)に勧められても人間ドックを受けようとしませんでした。
しかし今ではそれを後悔しているようで、周囲に『人間ドックには行ったほうがいい』と話しているそうです」(前出・芸能関係者)
自身の休養で番組スタッフらに迷惑をかけることを懸念しているという中居。その強い思いがあれば、完全復活する日も遠くはないだろう。