(写真:アフロ)
「大谷翔平やダルビッシュ有がアメリカに帰っても、日本にも個性豊かで魅力的な選手たちがたくさんいます」
そう話すのは野球が大好きなフリーライターの最所あさみさん。
WBC優勝の歓喜に浸ってから、はや2週間。侍JAPANロスに陥った人も多いだろう。
だが、プロ野球が開幕し、最所さんの言うとおりWBCにも負けない熱い戦いが始まるという。
とはいえ、WBCで野球を見始めたにわかファンにはプロ野球をどこから見ればよいのかがわからないところ。そんなときは“推し”を作るのが手っ取り早いと語るのはイケメン評論家の沖直実さん。
「顔も野球に打ち込むメンタルもイケてるイケメンがたくさんいます。私は’17年のWBCで小林誠司(巨人)を見て以来、今も大ファンです。最近では、神里和毅(DeNA)に一目ぼれ。これから追いかけます」(沖さん)
そこで、次ページからは、最所さんと沖さんに教えてもらった情報をもとに、WBCで好きだった選手の特徴から、プロ野球での推し候補を紹介する。
たとえば、岡本和真(巨人)の「最高です」5連発に笑った人なら、柳田悠岐(ソフトバンク)の爆笑コメントがきっと好きになる。また、ヌートバーと一緒にペッパーミルパフォーマンスに夢中になった人なら、佐野恵太(DeNA)の本家デスターシャ(ホームランを打った選手がベンチに帰ってきた際に、ほかの選手とともに「デスターシャ!」と叫びながら、こぶしを握った腕を胸の前に構えるパフォーマンス)をぜひ会場で。
球場には、テレビ中継にはない楽しさも。
「選手それぞれの登場曲や応援歌で球場全体が盛り上がる、その一体感も醍醐味です。また、試合はもちろんですが、試合後のヒーローインタビューをぜひ聞いてください。選手の人となりが見えて楽しいですよ」(最所さん)
推しができたら、SNSをチェックするのも楽しい。
「料理好きが高じて料理系YouTubeを配信する高梨雄平(巨人)など野球以外の情報も増えますし、トレーニングの様子やオフの過ごし方をつぶやく選手からは野球への向き合い方がよくわかります」(最所さん)
始まったプロ野球では、大谷翔平(エンゼルス)にそっくりな森下暢仁(広島)が快速球を投げ、熊谷敬宥(阪神)が周東佑京(ソフトバンク)ばりの俊足で走り、茂木栄五郎(楽天)が源田壮亮(西武)のような職人技を披露する。
推しを追いかけて、今年は楽しいプロ野球ライフを送ろう!
【小林との仲よしぶりにファン悶絶!】
読売ジャイアンツ・外野手 石川慎吾(29)選手
WBCで佐々木朗希&宮城大弥の仲よしコンビに癒された方、巨人の石川慎吾&小林誠司コンビも超絶かわいい。料理好きな石川の「もう付き合ってます」に、小林は「まだOKしてません」。ラブラブっぷりをご堪能あれ
【大谷フェースな実力者】
広島東洋カープ・投手 森下暢仁(25)選手
カープのイケメン担当で「カッコかわいい王子」(沖さん)。大谷翔平ロスを埋める「大谷翔平にそっくり!」フェース。オフ中に手術した右ひじが順調に回復し、投げる大谷フェース、いや、森下暢仁を早く見たい
【愛しさあふれる最注目ピッチャー】
東京ヤクルトスワローズ・投手 奥川恭伸(やすのぶ・21)選手
WBCで佐々木朗希や宮城大弥のかわいさにハマった人には、彼らと同級生でもっとかわいい奥川恭伸がおすすめ。球団オリジナルランドセルを背負わされるほどの「かわいさ」。今季は、ケガからの早期復活に期待
【さわやか笑顔にキュン♡】
読売ジャイアンツ・内野手 湯浅 大(23)選手
天真らんまんな笑顔に切れ長の目がチャームポイントの湯浅大は、「親から怒られたときに早く逃げるため」俊足を手に入れたという。今季こそ打撃に磨きをかけ、代走や守備固め要員を返上して、レギュラー奪取を誓う
【50メートル5秒8の俊足イケメン】
阪神タイガース・内野手 熊谷敬宥(たかひろ・27)選手
周東佑京の大谷翔平を追い抜かさんばかりの疾走に負けない俊足イケメン。今季オープン戦で、相手の暴投の間に二塁から一気にホームへ生還した“神走塁”に「モーターでもついてる?」とSNSは大騒ぎ
【ファンサの鬼】
横浜DeNAベイスターズ・投手 山﨑康晃(30)選手
WBCでの一体感が忘れられないあなたは、山﨑康晃の登場曲『ゾンビネーション』にのって「やすあきジャンプ」で盛り上がろう。時間ある限りファンと交流する“ファンサの鬼”にサインがもらえるチャンスも
【頼れるベテラン兄貴】
福岡ソフトバンクホークス・投手 和田 毅(つよし・42)選手
ダルビッシュ有が侍JAPANの兄貴なら、ソフトバンクの兄貴は和田毅。42歳のベテランピッチャーは、バッテリーを組むことで新人捕手を育てあげる。昨季、史上最年長(41歳7カ月)で通算150勝を達成
【ザ・天才捕手】
オリックス・バファローズ・捕手 森 友哉(27)選手
WBCで活躍した甲斐拓也、中村悠平を追い越せ! 天才捕手の呼び声が高い森友哉。西武からFA権を行使し今季からオリックス。いたずらっ子キャラで、西武時代大先輩のまんじゅうを食べたこともあるとか
【応援したくなる弟系イケメン】
阪神タイガース・内野手 木浪聖也(28)選手
今季の自主トレは、WBCで「出塁の鬼」といわれた近藤健介率いる「近藤塾」に初参加。バッティングを修正し、今季こそレギュラー入りを狙う意気込みと、やさしくしてあげたい弟系のかわいらしさにギャップ萌え
【寝顔は国宝級】
横浜DeNAベイスターズ・外野手 神里和毅(かずき・29)選手
沖縄出身の濃い顔イケメンに「一目ぼれしました」(沖さん)。チームの先輩が寝顔をSNSにアップすると「国宝級」とファン大興奮。周東佑京ばりの俊足で、昨季は代走での出場が多かったが、今季こそレギュラーに
【美魔男コーチ】
中日ドラゴンズ・2軍投手コーチ 浅尾拓也(38)コーチ
実は中日でもっともイケメンなのは2軍投手コーチの浅尾拓也。「20代にしか見えない!」が今年で39歳。不惑も近いというのに、SNSでは「ますます若い」との声援も。テレビに映る機会が増える1軍コーチになって~
【デスターシャの生みの親】
横浜DeNAベイスターズ・外野手 佐野恵太(28)選手
WBCで注目を浴びたホームラン時の「デスターシャ」ポーズ。ゲーム実況の決めゼリフがその由来だが、最初に始めたのは佐野恵太だとか。昨季セ・リーグの最多安打に輝いた佐野の本家デスターシャをご覧あれ!
【ひょうきんものの愛されゴリラ】
中日ドラゴンズ・投手 大野雄大(34)選手
ペッパーミルパフォーマンスのヌートバーが好きなら、大野雄大も大好きなはず。素直で明るくひょうきん者で涙もろい大野雄大は、2019年ノーヒットノーラン達成時の喜び方が「ゴリラみたいで超ぶさいく」と大好評
【スタイル抜群注目投手】
中日ドラゴンズ・投手 仲地礼亜(22)選手
WBCの“代打の切り札”山川穂高と同じ沖縄出身。仲地は沖縄大学に進み、沖縄県内の大学からは初のドラフト指名、しかも1位を勝ち取った。立浪監督が「顔小さいね」と驚くほど、スタイル抜群の好青年
【話すとかわいい職人芸】
東北楽天ゴールデンイーグルス・内野手 茂木栄五郎(29)選手
源田壮亮の職人技をほうふつとさせるのは、話すとかわいい茂木栄五郎。「茂木、茂木、茂木栄五郎!で始まるリズミカルな応援歌で、球場全体が大盛り上がり。これが見たくて何度も球場に足を運びます」(最所さん)
【チームメートも羨む美麗顔】
埼玉西武ライオンズ・投手 森脇亮介(30)選手
WBCイケメンロスを救うのは森脇亮介しかいない。チームメートの平良海馬から「森脇さんの顔が欲しい。イケメンになりたい」と言われるほど。球場内で流れるCMにやさしいパパ役で登場し、癒される女性ファン多数
【鬼才メジャーリーガーが襲来】
横浜DeNAベイスターズ・投手 T・バウアー(32)選手
2020年メジャー最優秀投手の証し「サイ・ヤング賞」を受賞したメジャー屈指の剛腕投手。大谷翔平も利用したトレーニング研究施設「ドライブライン」での自主トレは、鬼才ともオタクとも。日本初登板が待ち遠しい
【球界一人望の厚い男】
読売ジャイアンツ・外野手 長野久義(38)選手
WBCチームの結束にはダルビッシュ有の存在が大きかったが、それ以上の人望を集めるのが「長さん」こと長野久義。気配りは完璧で、ぐうの音も出ないほどの聖人。甘いマスクは健在の38歳、5年ぶりの巨人復帰
【球界のお料理YouTuber】
読売ジャイアンツ・投手 高梨雄平(30)選手
裸エプロンの“吹田の主婦”に扮した姿が人気なのは山﨑颯一郎だが、巨人の“主婦”といえば高梨雄平。YouTube「たかなしきっちん」で料理の腕を披露。ファンと「皮から作る本格焼きギョーザ」イベントも
【爆笑エピソード多数の天然ヒッター】
福岡ソフトバンクホークス・外野手 柳田悠岐(34)選手
WBCのインタビューで「最高です」を連呼したのは岡本和真。ソフトバンクの柳田悠岐もヒーローインタビューでの爆笑エピソードには事欠かない。また、ファンに“変態打法”と呼ばれる悪球打ちも見逃せない