今年2月に彗星のごとく現れ、芸能界の裏側の暴露を続ける“ガーシー”こと東谷義和氏。自身のYouTubeチャンネルで城田優(36)、綾野剛(40)といった錚々たる有名人の暴露を行い、チャンネル登録者数はたった2カ月で100万人を超えた。
日に日に勢いを増しているかのように見えるが、ある芸能関係者は最近見え始めた“陰り”を指摘する。
「4月10日の動画で、新田真剣佑さん(25)がかつて沢尻エリカさん(36)と関係があったことや、脱税の疑惑があることを暴露しました。もともと東谷が“超ド級の暴露話”があると宣言していましたが、かねて予告していた佐藤健さん(33)や浜辺美波さん(21)といった超ビッグネームの暴露ではなかったので、期待外れだと感じた視聴者が多かったといいます。
また3月下旬に東谷氏が紹介した女性タレントと関係を持った山田裕貴さん(31)のことを暴露しましたが、『普通のことでは?』『何が悪いの?』と、否定的な反応も少なくありませんでした」
数々の有名人の暴露を続ける東谷氏に対して、ほとんどの芸能事務所は法的措置といった公的な対応を見せていない。あるプロダクション関係者はその背景について言う。
「大手事務所の幹部らはガーシーの放送をチェックしていますが、静観しています。所属タレントの話が出ていようが、そんなにダメージがあるような話は現状出ていないですからね。
東谷氏の暴露は1年半以上前の話がほとんどで、昔話がメイン。いまは対応する必要はないのですが、事務所が対応するならば、現在進行形の問題を暴露されたときではないでしょうか」
そして、東谷氏の“致命的な弱点”についてこう続ける。
「東谷氏本人も、お金ができたらサッと撤退することを想定しているとは思いますが、事務所側があまり取り合っていないのは、いずれいなくなる存在だと思っているからなんです。東谷氏はいわば、“ストックしている昔話を話している”状態ですから、遅かれ早かれ“ネタ枯れ”すると思います。1年も持たないのではないでしょうか」
とはいえ、事務所にとって“不安要素”がないわけでもないようで……。
「東谷氏のインスタやTwitterのDMに現在進行形の芸能人に関するタレ込みが入ってきているようです。今後、東谷氏を発端に証拠もある形で“暴露”が出てしまったときは脅威になりうるかもしれません」(芸能プロ関係者)
暴露を続けるガーシーの未来に待っているものはーー。