自宅マンションの前で待っていたタクシーに乗り込んだのは小室圭さんの母・佳代さん。本誌が彼女を目撃したのは4月下旬。きれいにメークをし、髪をゆるやかにカールさせていて、以前本誌が目撃したときよりも若返った印象だ。
いっしょにタクシーに乗ったのは佳代さんよりかなり年上に見える熟年男性。だが同居している父・国光さんではなかった。
2度の司法試験不合格により、継続を危ぶむ声もある小室圭さんと眞子さんのNY生活。そのあおりを佳代さんも受けているという。皇室担当記者は言う。
「もともと海外移住を切望していたのは、佳代さんだったと聞いています。けっして経済的に余裕があったわけではないのに、圭さんをカナディアン・インターナショナルスクールに入学させたことや、元婚約者男性のX氏にフランスでの挙式を提案したことからも、海外志向の強さが伝わってきます」
またNY在住の日本人ジャーナリストは、
「小室夫妻の生活基盤が安定したころ、続いて佳代さんもアメリカに移住する計画があったのです。ただ息子夫婦が同居には難色を示していたために、佳代さんはNYの郊外に住むことを提案されていたようです。ビザについては詳細はわかりませんが、学生ビザの利用を検討していたのかもしれません」
だが小室さん・眞子さんがビザや収入の問題に直面しているいま、その計画の実現はかなり難しくなってしまったのだ。
NYで日本総領事館から便宜を受けているという小室夫妻だが、佳代さんも“元内親王の義母”として密かに恩恵を受けている。
「不審人物が自宅マンションに侵入したこともあり、周辺を定期的にパトロールしています。また小室さんの不合格が明らかになった直後からは、実家にマスコミが集まる可能性もあるということで、所轄署が自発的に警戒にあたっていました」(神奈川県警関係者)
だが地元警察のそんな心遣いも、佳代さんにとっては“ありがた迷惑”だったのかもしれない。佳代さんが熟年男性とタクシーで外出したのは、警備が解かれた直後だったからだ。
その日、佳代さんがタクシーで自宅に帰ってきたのは夕方ごろ。熟年男性は佳代さんをマンション入口までエスコートすると、またタクシーに乗って去っていった。
佳代さんに2人の関係を直接聞くことはできなかったが、なんと彼女の左手薬指にはキラキラと指輪が輝いていたのだ。
■テイストが似た2つの薬指のリング
「ああ、この男性なら彫金師のYさんで間違いないと思うよ。彼は佳代さんより20歳以上年上です」
佳代さんとデートをしていた男性の写真を見せると、小室一家の昔からの知人はそう答えた。かつて佳代さんと恋愛関係にあった彫金師の男性の存在については、これまでも報じられたことがある。
「’02年に夫・敏勝さんが逝去して数年後から交際していたそうです。アクセサリーに装飾を施す職人として働いていたのですが、生活が苦しい時期もあり、佳代さんの自宅に住んでいたこともあると報じられています。圭さんとは折り合いが悪く、それもあって破局したそうです」(前出・皇室担当記者)
前出の小室家の知人によれば、Y氏はレストランの従業員でもあり、佳代さんがその店で働いていた時期に知り合ったという。
「佳代さんは夫に先立たれ、Yさんは妻に先立たれていたので、いずれ2人は再婚するのではないかと言われていました。
しかし、佳代さんはのちに金銭トラブルを抱えることになるX氏との交際を始めたのです。佳代さんとYさんの交際が再開したのは、“焼けぼっくいに火がついた”ということでしょう」
夢に見ていたNY移住も断念せざるをえず、司法試験に挑んでいる小室さんを頼りにするわけにもいかない。
「圭の代わりに私を守ってくれるのはあの人しかいない……」
そう考えて佳代さんは、旧知のY氏との再婚を見すえて、婚活を始めたのだろうか。
彼女が薬指につけていたリングは銀色に輝く金属製で、精緻な細工が施されていた。おそらくY氏が作ったものなのだろう。
「左手薬指のリングといえば、昨年の結婚会見で眞子さんがつけていたものも話題になりました。多くの媒体が調査したにもかかわらず、ブランドを特定することはできなかったのです。
眞子さんの指輪も細かい装飾が特徴的でした。テイストも似ていますし、佳代さんがYさんに制作を依頼したのかもしれませんね」(前出・皇室担当記者)
佳代さんと眞子さん、海を隔てて暮らす嫁姑は“愛の指輪”でつながっているのか。