「早く子供に会いたい。早くお姉ちゃんに会わせたい」
7月27日、福原愛(34)の元夫で元卓球男子・台湾代表の江宏傑氏(34)が、都内の日本外国特派員協会で福原に長男の引き渡しを求める会見を開いた。会見は大渕愛子弁護士(45)と、台湾の弁護士が同席のもと行われた。
江氏は今月20日に日本の裁判所から長男を引き渡す審判が出されたことを報告し、「日本の裁判所が審判を出してくださったことに感謝申し上げるとともに、『早く息子に会いたい』ということを申し上げたいです」と語った。
福原と江氏は’16年9月に結婚。翌年に長女が生まれ、’19年に長男が誕生。しかし’21年3月、日本へ一時帰国していた福原に“不倫デート”報道が浮上。その後、同年7月に離婚が成立した。
「2人は台湾の裁判所で離婚手続きを行い、子供たちについては共同親権で合意しました。昨年7月23日に台湾の空港で江さんが長男を福原さんに引き渡しましたが、1週間後から福原さんと連絡が取れなくなったというのです。面会交流期間は『夏休みが終わるまで』との約束でしたが、そのまま戻ってきていないそうです。
同席した大渕弁護士によれば、福原さん側から日本の裁判所で親権指定の審判申し立てがなされたとのこと。江さん側も子どもの引き渡しを求め、審判を申し立てたそうです。ただ裁判所からは『ただちに引き渡せ』との判断が下されるも、福原さん側が応じないために緊急会見を開いたといいます。大渕弁護士はこのまま長男が引き渡されなければ、未成年者誘拐罪で告訴することも示唆していました」(スポーツ紙記者)
会見で同席した台湾の弁護士が「江さんは長男に一生会えないのではないかと恐怖のもとに、この審判の手続きに対応し続け、頑張ってきました」と労うと、江氏は冒頭のように辛い胸中を吐露していた。
一方、会見と同じタイミングで福原も代理人弁護士による抗議声明をSNSに発表。「子の福祉と最善の利益を守るため」として、家事事件の内容を公表しないよう求めていた。さらに江氏の会見終了後にも声明を発表し、「本日の江氏の記者会見は、子供を守る配慮に欠けていました」「母親は、このような形で子どもたちが晒しものになっていくことに大変に胸を痛めております」と批判したのだった。
福原が日本に長男を連れて帰国した直後の昨年7月、本誌は福原を直撃している。記者が長男の滞在期間について問うと、「せめて夏休みの期間だけでもと。8月まで、一緒に日本に滞在します」と語っていた。また、「ちゃんと育ってほしいなと、いつも思っています」と親心ものぞかせていた。
しかし、元夫によって現在の状態が明るみになった今、騒動が広がる事態に――。泥沼化する両親のトラブルよって振り回され続ける子供たちに、ネット上では同情の声が相次いでいる。
《親の都合に子供を巻き込むな!》
《子供が可愛いのだったら、ちゃんと手続き踏んで、行き来できるようにすれば良いんだと思う。子供が一番かわいそうな状況になってると思うんだけど》
《二人の子供が引き離されたってこと?子供にとっても辛すぎる‥》