11月24日、東京国立博物館に到着された天皇ご一家 /(C)JMPA
11月24日午後6時ごろ、天皇皇后両陛下と愛子さまは、東京・上野の東京国立博物館を訪問された。
同館で開催中の特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」をご観覧するためで、ご一家そろって、公的な外出をされたのは、およそ3年ぶりのことだという。
「天皇陛下お一人での行幸と伺っていたのですが、当日夕方に、雅子さまと愛子さまもお出ましになると聞いて驚きました」
そう語るのは、皇室担当記者。だが、さらに報道陣を驚かせる事態が――。
両陛下と愛子さまが並んで展示物をご覧になる様子を、横から撮影するという設定だったのだが、いちばん奥にいらした愛子さまが、映りづらい状態になってしまったのだ。
「雅子さまは(陛下より)一歩後ろに立たれていたのですが、愛子さまはこうしたシチュエーションに慣れていらっしゃらないからなのか、カメラマンから見ると陛下の奥に隠れてしまわれたのです」(前出・皇室担当記者)
宮内庁職員がカメラマンたちに近づいてきたのは、撮影時間が終わり、彼らが退出しようとしているときだった。
「陛下が、愛子さまが映っていないのではないかと気にされて、職員に確認するように指示されたそうです。『ちょっとかぶってしまわれました』という返答に、もう一度撮影時間が設けられることになりました。陛下が自ら再撮影を提案されるのは珍しいこと、というより、私は聞いたことがありません。陛下もそれだけ、今回のご家族3人でのお出かけを、大切にお考えだったのでしょう」(前出・皇室担当記者)