11月4日、アイドルファンにとって生涯忘れられない日になるかもしれない――。
まず同日17時、乃木坂46の齋藤飛鳥(24)がブログを更新し、グループからの卒業を発表した。12月に発売するシングルを持って卒業し、グループでの活動は年内いっぱいで終了するが、卒業コンサートを来年に行う予定だという。
ブログで齋藤は《随分前から覚悟を決めていたような気がします》とし、《長い間ここは私の初めてできた居場所としても存在してくれたけど、もう色々、もらいすぎてしまった! あっちもこっちも乃木坂に溢れて、私の人生、完全に乃木坂一色に染めてもらったな》とグループへの感謝を綴っていた。
11年8月に乃木坂46の一期生オーディションに合格し、長年エースとしてグループを牽引し続けてきた齋藤だけに、ネット上には卒業を惜しむ声が並んだ。
そして、齋藤の卒業発表から8時間後。さらに衝撃的な報せが――。
King&Princeから平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)の3人が来年5月22日で脱退することが発表されたのだ。平野と神宮寺は脱退と同じタイミングで、岸は来年秋にジャニーズ事務所を退所するという。残る永瀬廉(23)と髙橋海人(23)は3人の脱退後も、King&Princeとして活動を続けていく。
グループの公式ホームページには、脱退に際しメンバー5人の連名コメントがアップ。その中で今回の脱退は《苦渋の決断》とし、昨年から今後の活動について話し合いをする中で、《海外での活動をはじめとして、それぞれの目指したい方向が異なることもわかりました》と説明。
このタイミングでの発表となったことについて《同時にファンの皆さまには純粋にコンサートを楽しんで頂きたく、ライブツアーが終了してから、皆さまにお伝えすることになりました。突然のご報告となり、ファンの皆さま、ごめんなさい》と謝罪していた。
18年5月のCDデビューから5年での突然の脱退発表にファンは阿鼻叫喚。ネット上には“絶望”“これからどうすればいいの”といった声が並んだ。
超人気アイドルから衝撃的な報せが相次いだ11月4日だが、アイドルファンにとって“大切な日”でもあった。なんと、「いい推しの日」だったのだ。
これは岐阜県の株式会社ゴシンボクが制定した記念日で、「1104」の語呂合わせで、アニメやアイドルのファンが自分の“推し”への愛を語り合う日とされている。
そんな日に“推し”がグループからいなくなることが相次いで発表されただけに、ネット上ではこんな悲鳴が。
《齋藤飛鳥の卒業発表とキンプリ平野岸神宮寺の脱退発表がある11月4日、どう考えてもいい推しの日じゃないだろこれ》
《今日っていい推しの日だよね? 齋藤飛鳥卒業に平野、岸、神宮寺のキンプリ脱退 ダメージ受ける方々が多すぎるよ》
《齋藤飛鳥も平野紫耀もいなくなる11/4、何がいい推しの日なん??》