「つい最近ですが、千昌夫さんが『困っちゃたよ! 俺は2年前に死んでいたことになってるんだよ!』とボヤいてました」(千と親しい音楽関係者)
千昌夫(74)といえば、ご存知大物演歌歌手。もちろんいまも現役バリバリで、今年4月15日には『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演。鳥好きで現在は12羽の鳥を飼っていることや、昨年8月に最愛の母を99歳で亡くしていたことを語っていたのだが――。
前出の音楽関係者は言う。
「今回、彼がボヤいたのは、お母さまの死や、数年前にネット上で流れた千昌夫さんの死亡説とは違う話でした。意外に思われるかもしれませんが、千さんは新しい物好きで、パソコンでもスマホでも最新機種を持ってるんです。
今年の頭に最新型のiPhoneに買い換え、しばらくして『Hey Siri』で自分のことをいろいろ調べたようです。すると突然、《千昌夫、2年前に死亡》とAIの音声で返されてしまい驚いたようなんです」
千は苦笑いするのみだったという。
「知り合いに『なんとかならないかなぁ』と相談していたようですが、抗議しようにも”英文でメールする必要があるのかなあ”といろいろ考えてしまい、結局あきらめてしまったと聞きました」(前出・音楽関係者)
千が神妙に「Hey Siri 千昌夫?」と調べている光景はにわかに浮かび難いが…。所属事務所にも聞いたが、今回の件でコメントは得られなかった。
「コロナの影響で演歌歌手の方々の営業活動はほぼ全滅状態です。千さんも『BS演歌の花道』(BSテレ東)などには定期的に出演していますが、全国の公演が次々となくなり、新たな活動を模索中です」(前出・音楽関係者)
千を戸惑わせたSiriが、今度は逆に新たな活動指針を提示して千に“罪滅ぼし”してくれることを願うばかりだ――。