ロバート・キース・ティンチャー/Floyd County Police
米ジョージア州で29歳の男が祖母の殺害を自供したが、その内容の陰惨さが話題となっている。NORTHWEST GEORGIA SCANNERなどが報じている。
フロイド郡警察署の発表によれば、捜査員が82歳のドリス・カミングさんが行方不明になっているとの情報を得て、失踪前に同居していた孫のロバート・キース・ティンチャー(29)を事情聴取したところ、犯行を自供したという。
昨年12月、自宅で転倒し負傷した祖母のカミングさんをティンチャーは手当をせず、そのまま祖母をビニール袋に入れた上で大型冷凍庫に押し込んだと、Fox 5 Atlantaは伝えている。
ティンチャーは、このときに彼女の背骨が折れた音がしたと供述。冷凍庫の中で祖母がどのように動いていたかを微に入り細に入り話したという。
今年4月14日、冷凍庫の中から遺体が発見された。NORTHWEST GEORGIA SCANNERは、カミングさんは冷凍庫に入れられた時点でまだ息があり、そのまま凍死したという郡警察の発表を報じている。
ティンチャーは、カミングさんが転倒した際に救急車を呼ばなかった理由について、Facebookメッセンジャー経由で殺し屋を雇い、妻を殺そうとした容疑で逮捕状が出ていたためだと語ったという。
彼は殺人の共謀罪で起訴されるも裁判所に出頭せず、重罪の逮捕状が発行されていた。
Fox 5 Atlantaの報道によると、ティンチャーは取り調べの中で「彼女は僕に必要な礼儀と愛情を与え、気にしてくれた唯一の人だった」と、祖母への愛情を口にしていたそうだ。